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★傾向分析★
2020年 タイム 1’33”1 (良) 1FAve=11.64 3FAve=34.91
テン34.9-中盤23.8(3F換算35.70)-上がり34.4 『加速・中弛み』
1着ソダシ・・・クロフネ×キングカメハメハ=ヴァイスリージェント×キングマンボ 〔2-w〕 5-4
2着サトノレイナス・・・ディープインパクト×Not For Sale=ディープインパクト×グレイソヴリン 〔7〕 9-8
3着ユーバーレーベン・・・ゴールドシップ×ロージズインメイ=サンデーサイレンス×ヘイロー 〔6-b〕 15-14
2021年 タイム 1’33”8 (良) 1FAve=11.73 3FAve35.18
テン34.1-中盤24.9(3F換算37.35)-上がり34.8 『前傾・中弛み』
1着サークルオブライフ・・・エピファネイア×アドマイヤジャパン=ロベルト×サンデーサイレンス 〔22-d〕 11-10
2着ラブリイユアアイズ・・・ロゴタイプ×ヴィクトワールピサ=サドラーズウェルズ×サンデーサイレンス 〔7-f〕 6-6
3着ウォーターナビレラ・・・シルバーステート×キングヘイロー=ディープインパクト×リファール 〔4-n〕 3-3
2022年 タイム 1’33”1 (良) 1FAve=11.64 3FAve=34.91
テン33.7-中盤23.3(3F換算34.95)-上がり36.1 『前傾』
1着リバティアイランド・・・ドゥラメンテ×All American=キングマンボ×ロベルト 〔5-h〕 8-8
2着シンリョクカ・・・サトノダイヤモンド×キングカメハメハ=ディープインパクト×キングマンボ 〔1-u〕 8-8
3着ドゥアイズ・・・ルーラーシップ×ディープインパクト=キングマンボ×ディープインパクト 〔不明〕 12-12
2023年 タイム 1’32”6 (良) 1FAve=11.58 3FAve=34.73
テン34.4-中盤23.8(3F上がり35.70)-34.4 『一貫・中弛み』
1着アスコリピチェーノ・・・ダイワメジャー×Danehill Dancer=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔9-b〕 8-8
2ステレンボッシュ・・・エピファネイア×ルーラーシップ=ロベルト×キングマンボ 〔2-f〕 11-10
3着コラソンビート・・・スワーヴリチャード×オルフェーヴル=サンデーサイレンス×サンデーサイレンス 〔14-e〕 6-5
2024年 タイム 1’33”4 (良) 1FAve=11.68 3FAve=35.03 →京都芝1600mで施行
テン34.2-中盤24.3(3F換算36.45)-上がり34.9 『前傾・中弛み』
1着アルマヴェローチェ・・・ハービンジャー×ダイワメジャー=ダンチヒ×サンデーサイレンス 〔7-d〕 7-9
2着ビップデイジー・・・サトノダイヤモンド×キングカメハメハ=ディープインパクト×キングマンボ 〔16-a〕 12-9
3着テリオスララ・・・シスキン×マンハッタンカフェ=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔12-c〕 5-5
近5年の流れは、5年とも『中弛み』が複合していて、18年は『一貫』、19年・21年は『前傾』と比較的厳しい流れも内在しているので、底力と完成度の高さを競う流れになると考える。
そのため07年1着トールポピーはオークス1着、08年1着ブエナビスタは桜花賞1着・オークス1着・秋華賞2着、09年1着アパパネは桜花賞1着・オークス1着・秋華賞1着とクラシック牝馬3冠達成、09年2着アニメイトバイオは秋華賞2着、10年2着ホエールキャプチャは桜花賞2着・オークス3着・秋華賞3着、11年2着アイムユアーズは桜花賞3着、13年1着レッドリヴェールは桜花賞2着、13年2着ハープスターは桜花賞1着・オークス2着、14年2着レッツゴードンキは桜花賞1着、15年1着メジャーエンブレムはNHKマイルC1着、16年1着ソウルスターリングは桜花賞3着・オークス1着、2着リスグラシューは桜花賞2着・秋華賞2着、3着レーヌミノルは桜花賞1着、17年1着ラッキーライラックは桜花賞2着・オークス3着、17年2着リリーノーブルは桜花賞3着・オークス2着、18年2着クロノジェネシスは桜花賞3着・オークス3着・秋華賞1着、19年1着レシステンシアは桜花賞2着・NHKマイルC2着、20年1着ソダシは桜花賞1着、2着サトノレイナスは桜花賞2着、3着ユーバーレーベンはオークス1着とクラシックで好走できる能力を秘めている証明ができるレースと考える。逆に言えば来年のクラシックで狙いたい馬を素直に評価するレースといえると考える。
血統の傾向は、スタミナ型サンデーサイレンス系の好走が多く、ステイゴールド、ハーツクライ、ディープインパクトと東京芝2400m好走血統が好走しています。またタニノギムレットやジャングルポケット、キングカメハメハなどの好走からも、東京芝2400m好走血統は要注目と思います。
サンデーサイレンス系は、ダイワメジャー産駒も好走馬を複数輩出していて相性は良いです(=15年1着メジャーエンブレム、16年3着レーヌミノル、19年1着レシステンシア)。
それからグレイソヴリン系やニジンスキー系などスタミナ型血統も好走が多く、持続型の流れに強い特性があり、厳しい流れに向いています。特に母父として存在感が大きく、好走馬の血統ポイントとして重要です。またファルブラヴ産駒(=07年2着レーヴダムール、11年2着アイムユアーズ)も好走馬を輩出していて、相性は良いと思います。
09年はヴァイスリージェント系を父や母父に持つ馬が1~3着独占。10年・12年・17年・18年・20年もヴァイスリージェント系を持つ馬が好走。ヴァイスリージェント系は、仕上がりが早いので2歳戦では完成度が高く、鮮度や勢いを活かせる状態なら要注目。
ステップの傾向は、アルテミスS好走馬を中心視すべき(=アルテミスS→阪神JF:14年2着→2着レッツゴードンキ、14年1着→3着ココロノアイ、15年2着→1着メジャーエンブレム、16年1着→2着リスグラシュー、17年1着→1着ラッキーライラック、18年2着→3着ビーチサンバ、20年1着→1着ソダシ、21年1着→1着サークルオブライフ、22年2着→1着リバティアイランド)。
またファンタジーS好走馬は、好走馬も多いが2・3着になりやすい傾向(=06年2着アストンマーチャン、07年3着エイムアットビップ、09年3着ベストクルーズ、10年2着ホエールキャプチャ、11年2着アイムユアーズ、12年1着ローブティサージュ、15年3着ブランボヌール、18年1着ダノンファンタジー、19年1着レシステンシア、21年3着ウォーターナビレラなど)。
★予想★
阪神JFのポイントは、
①『中弛み』が基本の流れになりやすく、オプションとして『前傾』『加速』『一貫』などの流れが付加される。そのため求められるのは瞬発力と完成度の高さ。
②瞬発力勝負のため、器用なサンデーサイレンス系向きのレース。母父サンデーサイレンスも要注意。
③グレイソヴリン系の好走も多く、父や母父にグレイソヴリン系が入っているとなお良い。父系にトニービン系の要素の入っているハーツクライ産駒やタニノギムレット産駒もあうが、中心よりはヒモに一考とすべし。
④ヴァイスリージェント系も好相性。
⑤ここ数年好走馬がクラシック(=特に東京芝2400m)で好走していて、東京芝2400mGⅠ好走血統は特注。
⑥芝1400m~1800mの牡馬混合戦での重賞やオープン実績がある馬で、瞬発力勝負に強い上がりの速い馬は特注。
⑦ファンタジーS好走馬は好走するが、2・3着になりやすい。その中でも上がり上位馬を狙うべし。
◎アランカール・・・エピファネイア×ディープインパクト=ロベルト×ディープインパクト 〔6-e〕
前走野路菊S1着(=阪神芝1600m)。阪神芝コースは(1-0-0-0)、芝1600m戦は(1-0-0-0)。
エピファネイア産駒はロベルト系で、父のシンボリクリスエス産駒も一流マイラーが出たように、1600m型と2400m型の代表馬を排出するのがこの父系の特徴。3歳春には上昇し始めるロベルト系の特性を有している。古馬よりも2歳、3歳の成績が良く、素早い反応で大舞台に強い適性がある。前走の着順が良い馬を素直に狙うべき“順張り血統”。2歳から走るマイラーも多いが、菊花賞でも好走馬が出たように、牡馬も牝馬も芝2200m以上の勝率が高く、長距離戦に旨味あり。近走不振馬の変わり身を狙うなら、距離変化や、叩き良化、ハンデ戦の斤量減が良い。ダートは不振で、勝ち鞍は2勝クラスまででダート1800mの勝ち鞍が中心。ダート1400以下の忙しい距離は、2、3着が多い。芝の重・不良もとくいといえず、良と稍重が良い。母父ディープインパクトはディープインパクト系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。それから母系がスピード型だと一瞬の反応が速く、母系がスタミナ型だとトップスピードに乗るまで時間を要する。また道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。ゆったりローテーションに強く、間隔が詰まるのも良くない。
No.〔6〕の牝系は、直線の長いコース向きで、ハイペースの消耗戦に強い牝系。厳冬期や真夏などシーズンオフに強い特性をもつ。成長能力は早い時期から走るのだが、詰め甘にて人気を背負うと脆い傾向がある。3歳クラシックでは脇役の方が良い仕事をし、古馬になり本格化する。分枝記号eは、気性が荒く、平均ペース以上での雪崩れ込みが得意で、上がりのかかる消耗的な流れに強い特性がある。また重馬場やダートなど時計のかかる馬場に強いが、一旦調子を崩すと復活が難しく、調子のピークが短い。
◯タイセイボーグ・・・インディチャンプ×Azamour=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 〔1-n〕
前走アルテミスS3着(=東京芝1600m:0.4秒差)。阪神芝コースは(1-0-0-0)、芝1600m戦は(0-1-1-0)。
インディチャンプ産駒はサンデーサイレンス系で、自身の活躍も2歳〜6歳まで息長く一線級で走ったが、産駒もその特徴を受け継ぎ、仕上がり早。距離も1200m〜1600mぐらい。母父Azamourはノーザンダンサー系で、現役時同様に産駒はマイル〜2400mを守備範囲としている。母にダルシャーン、リボーの底力のある血統が入り、GⅠ馬を出せる血統背景はある。本格化は遅く、古馬になって急上昇する、そんな産駒を期待する。
No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。2歳のこの時期は成長力で他の牝系よりも完成度は高い。分枝記号nは、仕上がり早で素軽いスピードと立ち回りの上手さが持ち味。底力には欠けるが器用さでカバーする。また短距離向きの馬が多く、中距離馬は洋芝開催向き。
▲アルバンヌ・・・アドマイヤマーズ×Australia=サンデーサイレンス×サドラーズウェルズ 〔9〕
前走サフラン賞1着(=中山芝1600m)。阪神芝コースは(0-1-0-0)、芝1600m戦は(2-1-0-0)。
アドマイヤマーズ産駒はサンデーサイレンス系で、2024年に産駒がデビューし、産駒のこれまでの好走から3コーナー4番手以内の好位で脚をためる安定感がすごく、新馬で先行力を見せた馬を、次走や上のクラスで連軸にする買い方が賢い。芝の稍重は合う。母父Australiaはサドラーズウェルズ系で、2400mばかりでなく中距離でも適性も有し、2歳後半から頭角を現し、3歳になって急激に力をつけてくる成長曲線。中長距離の消耗戦になって出番となる。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門だが、広いコースは好走が多い。人気よりもやや人気が落ちて伏兵の立場のときの方が好走しやすい特性もある。分枝記号なしは、産駒ごとに得手不得手ははっきりしているものの、平均的に能力を発揮し、やや晩成傾向。
△ギャラボーグ・・・ロードカナロア×Sligo Bay=キングマンボ×サドラーズウェルズ 〔9-f〕
前走未勝利戦1着(=阪神芝1800m)。阪神芝コースは(1-0-0-0)、芝1600m戦は初。
ロードカナロア産駒はキングマンボ系で、スピードと仕上がりの早さを有している。意外と短距離では勝ち馬は出ず、芝1600mで好調。ストームキャット系も内包しているため、高速タイムやハイペースも苦にしない。ダイワメジャー産駒のように、スピード持続型とスロー瞬発型の見分けが馬券のカギを握りそうで、得意とするペース、得意とする上がりを個々の馬で見つけたい。ダートも走り、脚抜きのいい馬場はプラス。母父Sligo Bayはサドラーズウェルズ系で、詳細は不明。Sligp Bayの母父Sadler's Wellsは成長力豊かで底力がある。力の要る馬場や厳しい展開でこその血統で、大レースでの強さ、底力に優れ、消耗戦は望むところ。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門だが、広いコースは好走が多い。人気よりもやや人気が落ちて伏兵の立場のときの方が好走しやすい特性もある。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面、叩いて一変が少ないタイプ。前走好走だと調子は維持と考えて好走が期待できる。また不器用だが、決め手鋭く瞬発力勝負に強い特性がある。 12/14 08:25
軍神マルス

予想歴27年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3847 | |
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