勝ったケイアイドウソジンは楽にハナを奪って逃げ切り。
単騎逃げの形になった時点でオッとは思ったんですが、
超スローで捲る馬もおらず、何もかも完璧な展開でした。

しかし2番手のスマートロビンを逆に突き放してましたし、
走る気があってこその芸当。展開だけではないでしょう。

2着ギュスターヴクライはこの展開で大外から差すのは強い。
いくら条件上がりが強いレースとは言え、
この枠で1番人気では手が出ませんでしたが、脱帽の内容。
次は疲れが心配ですけどね。

3着スマートロビンは2番手から流れ込み。
気性的に安定せず、実績も大したことないのに2番人気で、
こちらも手が出ませんでした。
まぁ実際この展開で3着なのは弱いんでしょうけど。
レースレベル：1    
→次走危険馬:スマートロビン  

厳寒期の長距離ハンデ戦でレースレベルは「２」まで。

■＝ギュスターブクライ
ただ１頭後方から突っ込んで来たことでステイヤー能力の高さを証明。
よって次走狙い馬とできるのは同馬だけ！

□＝ケイアイドウソジン
二桁着順から一気に優勝したことで、騎手の判断と展開が向いたことは間違いなし。
よって今後は斤量面でも恩恵を受けなくなるため、ほぼ生涯危険馬！

□＝ヤングアットハート
３着以下は離されたもののじりじり上がって４着は物足りない印象。
何より、後藤が乗ってるような馬では、吉田豊と同じことをしても勝たせられない”鞍上の技量面の限界”があるため、次走人気になっても信頼はできないため危険馬とする！

※どんなに人気薄でも”重賞を勝たせられる騎手”は相応の技量持ち！
平場戦と違い、人気薄で重賞１着を獲るのは至難の業。これができる者は少なくとも馬を勝たせられる技量を持っていなければムリである。
たしかに”正真正銘のマグレ”ということも希にある。エリザベス女王杯の田中康クイーンスプマンテ優勝が好例であり、田中康のＧ１が後にも先にもそれ１本なのが良い証拠。
【古川吉・藤岡康も同じ！】

私が吉田豊を比較的高く評価するのがこういう仕事をやらかせる腕を持っているから。

ちなみに”木刀後藤”を上手いと思えないのは、彼が吉田豊と違って勝つときは馬に恵まれているから！
【それでも馬の恵まれ度合で福永祐一に勝てるものはいない。祐一の恵まれ度合はあきらかに常識外れで、彼が騎手だと言うなら誰でも騎手になれるレベル。なのに現在中央一番の騎手というのは”ヤラせ”が横行している証拠。最盛期の武豊以上に馬に恵まれているのに、勝星が父親とタメなのは下手クソ以外の何物でもない証拠…普通150勝以上するだろう！】
また余談だが、彼より下手な細江ちゃんがとっとと評論家になったのも当然である。そうでなくても競馬社会は年中無休の重労働であって女性にはさせたくない職業なのである。細江ちゃんはもちろん福永祐一より上手かった牧原ちゃん(現増沢息子の嫁)でさえ裏方になるしかない男尊女卑の世界なのだ。

はっきり言うが、能力ある馬に乗って勝つことは競馬学校で修学していれば誰にでもできる。それこそ講師の蓑田でも楽にできるだろう！
【現役時代は根本と一緒で全く追えない騎手だったけどね！】
関西なら福永祐一、関東なら三浦皇成の勝星は、他の騎手たちを同じ条件で起用しても同じように勝星を上げられると断言できる。なぜなら、彼らの騎乗ぶりには”上手さ”と言えるものがほとんど見られないからだ。
【厳密に言えばまだ三浦皇成の方が福永祐一よりも微かにマシかもしれない…追えるから。その代わり三浦皇成は先行競馬がからっ下手。体内時計がないのでどの位のペースで行けば勝てるか把握できてないから。福永祐一はそれすらも持ってないのにリーディングなのである。”ヤラせ騎手”と言われても当然である！】

私が怖れているのは、そんな福永祐一が日本人騎手の誰もが望んでやまない目標である”ダービージョッキー”の称号を獲ってしまうこと。なぜなら、ダービージョッキーという価値そのものが”素人でも獲れるもの”に下落してしまうから。
だったら、過去にもっと獲らせても良かった＝獲っても不思議じゃない騎手が沢山いると思ってしまう。
恩情でダービーが獲れるものなら、故野平祐二騎手しかり、マルゼンスキーの中野渡騎手にも獲らせてあげたかった(既定を盾に参戦すらさせなかった)。

異常なまでの福永祐一と三浦皇成優遇処置…何度見ても”ヤラせ”としか言えない未熟者ばかりの騎手界になってしまった感が否めない！
レースレベル：2
→次走狙い馬:ギュスターヴクライ  
→次走危険馬:ケイアイドウソジン,ヤングアットハート