勝ったシュヴァルグランは中団から抜け出して快勝。
休み明けで微妙でしたが、実績上位で普通に走りました。

2着アルバートは中団から馬群を割り。
こちらも休み明けで距離的に微妙でしたが、特に問題なく。
ここで走ってしまったのでステイヤーズSは怪しいですが。

3着ヴォルシェーブは後方から差すも伸び切れず。
とは言え、やはり決め脚ある上がり馬は崩れにくいレース。
結局、人気馬が上位独占で今年も全然荒れず。

プレストウィックは上位馬と同じような位置でしたが、
これだけ上がり勝負になってしまっては分が悪かったです。
予想はできたんですけど、他に荒れるパターンがなかったので…

しかし、本当に今年の重賞はどうなってるのか。
秋重賞って1番人気が勝つか、負けても4番人気以内のワンツーばかりのような気が。

平均配当とかデータを調べたわけではないですけど、
ここから相当荒れないと帳尻が合わないんじゃないですかね？
帳尻合わしてくれることを祈るしかありません。
レースレベル：3    
→次走危険馬:アルバート  

最初の0.5Fを切った6Fの前後半差(74.4-71.5)が2.9秒もの超スローで、道中クリールカイザーは13秒台にまでは落としていないものの、上位6頭が33秒台の府中2500mとしてはスタミナ、胆力、ステイヤー資質を問われない弛いレースでした。
1、2着馬はスタミナも持ち合わせながら、速い脚も使える2頭。もし道悪、ペース変調、はや仕掛けでも上位に残れたであろう2頭。
5、6着のフェイムゲーム、レコンダイトは後方ママの追い込んで差を縮めただけのレース。蛯名レコンダイトは早めに動いてくると思いましたが見込み違い。本年府中のパワー馬場傾向で動かなかったのかもしれません。
レースレベル：3
→次走狙い馬:シュヴァルグラン,アルバート     

なかなかのレースになったと思います。
シュヴァルグランはJCや有馬などの格上のレースでも馬券内は狙える内容だったと思います。
アルバートもシュヴァル程ではないですが同様に評価します。
どちらも距離が長い方がいいと思うので来春の方がG1に近いと予想します
レースレベル：4
→次走狙い馬:シュヴァルグラン,アルバート     

「４」=ヴォルシェーブを除いて掲示板に載った馬が全部重斤量だった事から実績上位馬の実力通りの競馬と言えるためこの距離の平均以上はあると評価する。

狙い＝シュヴァルグラン(友道・福永）
道中も全く不利なく競馬を進められて万全の位置で競馬が出来たのが、重い斤量でも抜けて勝てた最大の勝因。
それでも、さすがの実績上位馬だけに現状この相手には負けない事を示しているので次走狙いの筆頭とする。

狙い＝プレストウィック（武藤・石川）
勝ち負けとは無関係だったが、今回シュヴァルグランが抜けて勝てたのは同馬が終始２着馬の外を塞いで堀厩舎の進出を抑えたから。
これは同じ競馬学校上がりの福永のアシストとして最高の仕事を果たした事であり、ジョッキー石川だけでなく厩舎に対してもこの貢献が必ずどこかで報われる筈。
よって、次のレースでの好走は同馬と推察する。

モンドインテロ（手塚・ルメール）＝ルメールの連続騎乗連対の新記録は途切れたが、これは福永＆友道厩舎優先政策によるモノのせいで、まして堀厩舎より下級の手塚厩舎では厩舎格から馬券になれないのは仕方ない事。
こうした○○○の競馬になるのは不愉快ではあるが、これが今の中央競馬のジョッキー援護政策なので諦めるしかない。
ただ、同馬も十分に能力のある所は見せたので、今回のような政策が働かない普通の状況であれば間違いなく好走するだろう。

アルバート（堀・戸崎）＝今回は福永援護の政策に敗れたが、それでも石川のブロックを排して内にいながらミルコとの競り合いを制したのはジョッキー共に立派だった。
同馬も遠からず再び勝ち負けする時がくる筈。そもそも厩舎は関東一番なのだから。

ヴォルシェーブ（友道・ミルコ）＝今回は福永のサブに回されたが、ミルコがちゃんと走らせているので同馬も遠からず勝ち負けする時が来るだろう。
得意の左回りの長距離戦ならほぼ鉄板で勝ち負け出来る筈。

フェイムゲーム（宗像・北村宏）＝正直同馬の５着には驚かされた。実績では当然の掲示板であるが、如何せん去勢明けの重斤量に厩舎格で劣っている状況では大敗してもおかしくないと思っていたから。
ただし、去勢した時点で「今後は好走しても勝ち負けは厳しい」立場に置かれるのが生産界の今の常識（せん馬が活躍できたのは一昔前の日本生産界が発展途上時代まで）なので今後はジョッキーの立場と同じく伏兵としての活躍までと判断できるだろう。

レコンダイト（音無・蛯名）＝結果的に掲示板には載れなかったが、それでも追いの甘い蛯名のくせに差し競馬で一瞬でも外から伸びそうな見せ場を作れたのは上出来と言えるだろう。惜しかったのは今回の相手が長距離戦では能力上位の馬たちばかりの上に、同じ○○○仲間の福永が優先援護される状況だったためで、ただでさえ脇役の蛯名では好走できなくても仕方ないだろう。
次に蛯名を起用するなら彼が人気の一角に推される機会に起用できればきっと好走出来るだろう。
ただし、２着までだと思うが！（本気））
レースレベル：4
→次走狙い馬:シュヴァルグラン,プレストウィック