長距離適性は重要じゃないと言われがちなレースですが、
これは相当怪しい考え方なのではないかと思います。

そもそも牝馬で長距離向きという馬が少ないので、
結果的に適性の乏しい馬が来ることもありますけど、
穴馬は距離適性に裏付けのある場合がほとんどです。

距離適性を軽視したら桜花賞上位組は消せないことになりますし、
やはり距離にこだわるのが高配的中への近道ではないでしょうか。

◎トーセンベニザクラは母系がホワイトマズル×リアルシャダイ。
長距離適性の血統的裏付けとしては文句なしと言えるでしょう。
父ダイワメジャーというのがどう出るか分かりませんが、
昨年のデュランダルも同じSS×NTでしたし、悲観することもないかと。

あと、せっかくレーシングビュアーに入っているので一応調教も見ますが、
一週前も今週も凄まじい動きなんですよね。
行きっぷり抜群ながら折り合いもしっかりついて、追われると一気の伸び。
少なくとも阪神JFや桜花賞の時とは全く雰囲気が違うと感じました。

調教と言えば気になったのが○アイムユアーズ。
動きがどうとかではなく、いつも坂路だったのに今回はコース追いでした。
おそらく距離を考慮して道中で息を入れる訓練をしているのでしょう。
鞍上もウィリアムズ騎手を配し、なかなか陣営のやる気がうかがえます。

短距離の活躍馬が目立つファルブラヴ産駒ですけど、
明らかなスプリンター以外は結構距離をこなすんですよね。
この馬も1200よりは1400，1600でパフォーマンスを上げてきました。
そもそも欧州ノーザン系なので、スタミナ自体はあるんだと思います。

▲ヴィルシーナはやはり2000の経験が魅力。
桜花賞で走りすぎたのが引っ掛かるものの、ローテには余裕があり、
よほどタフな流れにならない限り無難に走りそうです。

△オメガハートランドは距離延長向くアグネスタキオン産駒。
ただ、かなりパワー寄りな上に差し一手という馬なので、
府中2400で差せるイメージはあまり・・・一応押さえで。
05/20 11:28

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