コース形状などから、緩急の小さい流れになりやすいレース。緩急の小さい流れに向いた馬（≒底力・持続力上位馬）を探していきます。コース形状＋馬場傾向から、溜めてキレを発揮したいタイプは苦戦しやすそうなので注意。

　◎ メイショウカドマツ
　○ マイネルフロスト

　▲ サトノノブレス
　△ マリアライト

買い目はなるべくシンプルに。
単勝：◎○
馬連：◎○-◎○▲△


　今回は予想の概略説明なしです。ご了承下さい<(_ _ )>　以下は各馬ごとの短評と適性チェックのコピペになります。




◎ 6-10 メイショウカドマツ
短評：
　先行力・底力に優れる中長距離馬？
　4走前に長期休養から復帰して以降は、後続が早い上がりを使い難い展開や馬場の中長距離で高いパフォーマンスを見せていて、中山芝2200m・外（＝コース形状から淀みない流れを作りやすい）はベスト条件である可能性があります。
　先週のセントライト記念のような上がりの早い展開になるとキレ（＝トップスピードと急加速力）不足が心配ですが、今回の騎手＋馬場の組み合わせ（＝早仕掛けをためらわない田辺 裕信騎手＋雨の影響が残り早い上がりを使い難い馬場）ならその心配は少ないと見て。
チェック：
　ツナギはやや長い（後脚長い）、やや太い、角度普通。直飛節。　重めの芝の中長距離向き、血統は中距離向きで、重めの芝の中長距離◎？（軽い芝△？ 中距離▲↓？？ 長距離△？？） 荒れ馬場・道悪○？　先行力：E？ 底力：E？ キレ：G？ 持続力：E-？　急坂▲+？？（パワー＞頭高い？）


○ 7-12 マイネルフロスト
短評：（福島民報杯 回顧）
　内外有利、展開と能力適性が完全に一致。 父×母父のおおよそのイメージ通り底力・持続力に偏った馬で、今回の展開は能力の全開が叶うものだったと思われます。ただし、本来は大回り・広いコース向きで、今回はスパイラルカーブの恩恵を受けていたと思われます。通常の小回りコースではパフォーマンス低下に注意。
チェック：（プラス修正に注意）
　ツナギは長さ普通（脚はやや長い、胴はやや短い）、やや太い、やや立ち（蹄は立ち）。直飛節？ 重めの芝の1800m前後向き、血統はマイル～中距離向き（？）で、重い芝の中距離◎？（標準的な芝○？） 荒れ馬場○？道悪▲+？　先行力：F-？ 底力：E-↑？ キレ：F-？ 持続力：E-↑？　広いコース○？小回り△？（大跳び）


▲ 8-15 サトノノブレス
短評：
　持続力・底力に優れる中長距離馬？
　ここでの不安は急坂（＋雨の影響が残りそうな馬場）。
　重賞2勝を含めた全4勝が直線平坦コースに限られるように非力な面があり、急坂（＋雨の影響が残りそうな馬場）ではパワー不足によるパフォーマンス低下が心配されます。
　ただ、金鯱賞2着などパワーに成長が見られ、時計の早い馬場なら大きなマイナスにならない可能性も。さらに、持続力を生かしやすいコース形状は歓迎なので、近2走（＝いずれもキレ不足が前面に出てしまう展開）の着順で見限らないようにしたいです。
チェック：
　ツナギは長さ普通（後脚はやや長い）、太さ普通、やや寝る。直飛節。 標準的な芝の中距離向き、血統は中距離向き（？）で、標準的な芝の中長距離◎？（軽い芝○？ 重い芝△？ 中距離▲？） 荒れ馬場・道悪▲-？　先行力：F-？ 底力：D-？ キレ：F？ 持続力：D？　平坦○？急坂△？（やや頭高い＋血統補正？） 半兄ヒカルオオゾラ


△ 8-14 マリアライト（54.0kg・前走比+1.0kg／かなり小柄）
短評：（マーメイドステークス 回顧）
　斤量有利（馬体比＋斤量差）、前後やや不利、展開と適性（距離、能力）が一致？ 持ち味の持続力を発揮して好走。半兄クリソライトと同じく持続力・底力（=ハイペース耐性）優位という能力を持ち、前走に続き能力を発揮しやすい展開だったと思われます。優勝歴が額面の上がりの掛かる条件に集中しているようにキレ（＝トップスピードと急加速力）で劣るところがあるので、OP以上では非根幹距離や洋芝の方が好走しやすいのでは。オールカマーで好走するには能力の特徴こそ合っていますが、実力が不足しそう。
チェック：
　ツナギは長さ普通（脚は長い）、太さ普通、角度普通。直飛節。　標準的な芝の長距離向き、血統はマイル～中距離向き（？）で、標準的な芝の中長距離◎？（重い芝▲+？ 中距離▲？？） 荒れ馬場・道悪▲+？　先行力：G？？ 底力：E-？（甘め） キレ：F-？（甘め） 持続力：E-？　<strong>斤量特注</strong>（かなり小柄）　半兄クリソライト




2-3 ショウナンパンドラ
チェック：
　ツナギは長さ普通（前脚・胴やや短い）、やや細い？角度普通（蹄は寝る？）標準飛節？ 軽めの芝のマイル～1800m向き、血統は中距離向き（？？）で、軽めの芝のマイル～1800m◎？ 荒れ馬場・道悪△？　先行力：G+↑？ 底力：F-↑？？ キレ：F↑？ 持続力：F-↑？　急坂△？ <strong>斤量特注（小柄＋キレ優位）</strong>


3-4 ヌーヴォレコルト（55.0kg／やや小柄）
短評：
　持続力を中心とした能力バランスに優れる千八巧者？
　ここでの不安は底力（=ハイペース耐性）不足。
　ヴィクトリアマイル（＝中盤の早い流れ）で苦戦したようにG1馬としては底力の裏付けが弱く、オールカマー（＝底力の要求度が高くなりやすい）では期待値が低くなると思われます。
　また、小柄な馬体に55.0kgを背負うこと、雨が残ってやや力の要る馬場になりそうなこともそれぞれ不安要素で、人気に見合う信頼性はないはず。総合力の高さを評価しても、連を外すシーンを前提として妙味を追いたいです。
チェック：（全体的に評価厳しめ）
（誤差注）ツナギはやや短い（脚の長さ普通？）、太さ普通？角度普通？（蹄は寝る）標準飛節？ 標準的な芝のマイル～中距離向き、血統はマイル～中距離向き（？）で、標準的な芝の1800m前後◎？（軽い芝○-？？ 1600m○？ 2400m▲-？） 荒れ馬場▲？道悪△？　先行力：F？ 底力：F↑？？ キレ：F↑？ 持続力：D-？　斤量注（小柄）


3-5 マイネルミラノ
短評：（新潟記念 回顧）
　前後有利、内外有利（コースロス小さい）、馬場＋展開＋好騎乗と適性（馬場、能力）がほぼ一致。 前後・内外の位置取り、仕掛けるタイミングが完璧に見える好騎乗での敗戦。柴田大知 騎手の悔しさが分かります。馬自身は巴賞を圧勝したように、緩急の小さいペースや上がりの掛かるペースを前々で踏ん張る競馬がベスト。次走候補のオールカマーはペースの特徴こそ合いますが、距離が長いのでは。
チェック：
（誤差注）ツナギはやや短い？（脚の長さ普通？）、太さ普通、角度不明。飛節不明。 標準的な芝のマイル～中距離向き、血統はマイル～中距離向き（？？）で、標準的な芝の1800m◎？（2000m○-？ マイル▲？？） 荒れ馬場・道悪○？（血統補正含む）　先行力：E-？ 底力：D-？（厳しめ？） キレ：G？ 持続力：-（不明）


4-6 ロゴタイプ（57.0kg）
短評：
　底力・先行力に優れる千八巧者？
　ここでの不安は距離の長さ。
　芝2000mでの好走がハイペースなどの高速決着に限られる＋マイルG1でも優勝しているように、ベストは芝1800mだと思われ、芝2200mは距離がはっきりと長いはず。緩急の小さい流れになりやすく＆上がりのキレを問われ難いという点で中山競馬場は合いますが、距離不安の方が大きく、人気でも厳しい評価から考えたいです。
チェック：
　ツナギは長さ普通、太さ普通、角度普通（蹄は立ち）。直飛節。 標準的な芝のマイル～中距離向き、血統は短～マイル向き（？？）で、標準的な芝の1800m◎？（軽い芝○？ 重い芝▲？ マイル・2000m▲+？ 2200m以上△？） 荒れ馬場▲？ 道悪△-？（レース振りから）　先行力：D？ 底力：C-？ キレ：F？　大跳び


4-7 レッドレイヴン
チェック：
　ツナギは長さ普通、太さ普通？やや立ち。標準飛節？ 標準的な芝のマイル～中距離向き、血統はマイル～中距離向き（？？）で、標準的な芝の1800m前後◎？ 荒れ馬場・道悪▲+？　先行力：F-？ 底力：F？ キレ：D-？（厳しめ） 持続力：F-？　斤量少注（キレ優位）
09/26 21:03

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