阪神開幕週といいましても時期的に時計も幾分要し、軽いスピードとは違って持続力勝負ぎみで、過去の3着以内馬の5代血統表を見ると、頻度的には、ハイペリオン、ヌレイエフ、ダンジグ系、ネヴァーベンド系が目につきます。

▲アーバンキッド
ハーツクライに母父swain(ナシュワン・ブラッシンググルーム)なので距離はもっとあったほうが良いかもしれませんが・・

新馬戦は府中マイル、(51.0-47.6)3.4秒スロー、3Fのトップスピード戦で勝ち。
ひいらぎ賞は中山マイル、(46.0-48.1)2.1秒ハイの減速ラップの中、中団後方から少しずつ詰めていき、ゴール前内をすくって鼻差2着。
ジュニアカップは中山マイル、(48.1-46.1)2.0秒スローながら12秒代を踏まない締まったラップ。ラスト4F(11.7-11.4-11.3-11.7)とあまり減速していない中、後方から直線だけで差を詰めての鼻差2着なので、このメンバーなら力が一枚上という内容でした。

単はどうかなという気はしますが、上記の通り異なる状況の中、安定して長く良い末脚を出してくるという点で中心に。

○オデュッセウス
この馬は府中よりもここが合いそうですし、距離伸びても血統からは問題なさそうです。
ファルブラヴに母父スペシャルウィーク、母母父にマキャベリアン(ミスプロ)、母4代にヌレイエフも良いですね。
京王杯は6着ながら良く伸びていましたし、前走はトウショウドラフタには離されましたが、直線前が壁で進路変更でのロスがあってのことなので、ここは改めて期待したいです。

◎シゲルノコギリザメ
京都や府中よりも、中山や阪神という感じですよね。
機動力、推進力と良いものを持っているようで
父はノーザンダンサー系のスーパーホーネットに母父タイキブリザード(シアトルスルー)、母母父にドクターデヴィアス(トウルビヨン系)、母4代にビーマイゲスト(ノーザンダンサー)で前に行けて渋といのはスタミナの裏付けがあっての事です。

△ビップライブリー
前走京都１８００ｍ、不良馬場ながら新馬戦ということもありイーブンぎみのペースを、届かないようなところから猛然と差しこんできての勝ち。不良馬場なので能力比較が難しいところですが、上り最速３Ｆが２位を１．２秒上回ってるのが凄いことで、ダイワメジャーに母父フォーティナイナーからも、阪神マイルは合うと思われます。
02/26 17:29

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