【馬場】
Dコース1週目ながら雨の影響の残る昨日は軒並みピンク帽が台頭。外差し傾向が見受けられましたが、以前にも書いた通り府中の芝は内から乾く傾向にありますし、馬場の回復する今日は内が復活する可能性大。それに伴い時計もある程度高速化が見込まれます。
例年通りの内枠有利、そしてある程度の位置からでないと届きにくい高速馬場を想定します。


【展開】
逃げ馬不在で難解。逃げ候補としては、トラスト、マイスタイル、クリンチャーあたりを想定しますが、トラストは距離に不安あり。マイスタイル横山騎手もハナを奪えばスローに落としに来るように思いますし、クリンチャーに関しては同じ勝負服のカデナのアシストに回る可能性も考慮すれば、どれが行っても引き上げる意識は薄いように思います。

他方先行〜好位勢には皐月賞の高速決着を走破した有力馬が名を連ねそうですが、筆頭のアルアイン陣営も距離延長に不安があるようで、ある程度控える形を示唆。案外ペースは落ち着くのではないかと見て、皐月賞とは逆のダービーらしい流れ、ゆったりとした前半を想定します。

後半仕掛けどころに関してはアドミラブルやウインブライトといった持続力タイプの早め進出も考えられるところですが、基本は前半ゆったり入って後半末脚勝負、要所でしっかりと加速できる「キレる」馬を狙って行きたいところです。


【予想】
◎カデナ
◯スワーヴリチャード
▲アドミラブル
☆ダンビュライト
△ペルシアンナイト
△サトノアーサー
△ベストアプローチ
△クリンチャー…穴
△アルアイン


◎カデナは弥生賞と百日草特別での末脚が非凡。極端なスローペースをまとめて差し切る爆発力では世代最強と考えています。前走皐月賞での凡走はおそらく淀みなく流れたことで末脚を削がれてのもの。俗に「スロ専」と揶揄されがちな馬キャラですが、ダービーを勝ち切るのに必要な要素はまさにスローからのギアチェンジとその持続力。陣営も中団くらいにはつける意識を持っているようで、ゆったりした流れを味方に末脚一閃、雪辱に期待したいところです。今年はこの馬のキレ味に賭けたいと思います。

◯スワーヴリチャードも同じくギアチェンジが魅力。左回りでの上積みが見込めるこの舞台で好枠を引き当てましたし、むしろ複系の軸としての信頼度はこちらの方が上かとも考えます。

▲アドミラブルは前走青葉賞で名は体を表すと言わんばかりの驚異的なロングスパート。圧巻の好時計で一躍主役に躍り出ました。もっとも、要所での反応は本命対抗に見劣ると見て、ここは単穴で押さえます。この馬の仕掛けどころが展開のカギを握るとみて、注目の一頭です。

☆ダンビュライトは皐月賞の回顧でも触れた通り、前走は外から前を捕まえに行っての強い3着でフロック視は禁物。この馬の場合しぶとさを出し切る観点からはむしろ外目の枠が欲しかったところではありますが、ダービー5勝の名手の手綱捌きが問われるところですね。

△以下ではクリンチャーの前残りに警戒。アルアインは皐月賞のような淀みない前後半トータルの競馬でこその馬と見て、ここは押さえまでの評価としました。


買い目は、、、、◎カデナの単勝1点。

毎年ダービーは本命馬、自分がダービー馬と信じたその馬の単勝1点と決めております^ ^


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KEN 予想歴3年 回収率％	量的な比較よりは質的な比較、横の比較よりはタテの比較で、「弱くても勝てる」穴馬を狙います。展開と「馬キャラ」重視！　総拍手獲得数：33 過去のベスト予想 　天皇賞（秋）2017 ◎ネオリアリズム○レインボーライン 12拍手 15,290円