というのも、サトノクラウンの鞍上がムーア騎手ではなく、クリスチャンデムーロ騎手と発表されたからだ。ムーア騎手は昨年もサトノクラウン騎乗を希望して調教にまで乗っていたくらいで、堀調教師としても乗ってもらいたかったはず。だが、クリスチャンデムーロ騎手になったということは、ムーア騎手に他の馬が回ってきているからとしか考えにくい。それは専属契約のあるオブライエン厩舎しか考えられないということだろう。
ラトローブは愛ダービーを勝ってから休養しており、11・10のオーストリアのG1レースに出走する。これを叩いてどれくらいの仕上げで臨めるのかは未知数だが、出走となれば面白い存在。愛ダービーを勝った馬がその年にジャパンカップに来日するのは1999年に1番人気となった名馬モンジュー以来。
今年のジャパンカップはサンダリングブルーしか出走表明しておらず、残念感が漂っていたが、なかなかのビッグネームが参戦することになりそう。
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