天皇賞秋2020
東京競馬場芝2000M
日程:2020.11.1 賞金順出走可能頭数:18頭
枠順 |
予想 オッズ |
出走予定馬 |
想定 騎手 |
厩舎 |
血統 (父馬) |
(母馬) |
馬主 | 生産者 | 前走 | 2走前 | 3走前 | 4走前 | 5走前 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
7枠9 | 1.6 | アーモンドアイ | C.ルメール | 国枝栄 | ロードカナロア | フサイチパンドラ | シルクレーシンク | ノーザンファー | 安田記2 | ヴィクトリ1 | 有馬記9 | 天皇賞1 | 安田記3 |
6枠7 | 3.1 | クロノジェネシス | 北村友 | 斉藤崇 | バゴ | クロノロジスト | サンデーレーシ | ノーザンファー | 宝塚記1 | 大阪杯2 | 京都記1 | エリザベ5 | 秋華賞1 |
5枠6 | 12.3 | フィエールマン | 福永祐 | 手塚貴 | ディープインパクト | リュヌドール | サンデーレーシ | ノーザンファー | 天皇賞1 | 有馬記4 | 凱旋門12 | 札幌記3 | 天皇賞1 |
6枠8 | 17.0 | キセキ | 武豊 | 角居勝 | ルーラーシップ | ブリッツフィナーレ | 石川達絵 | 下河辺牧 | 京都大2 | 宝塚記2 | 天皇賞6 | 阪神大7 | 有馬記5 |
8枠11 | 17.2 | ダノンプレミアム | 川田将 | 中内田 | ディープインパクト | インディアナギャル | ダノックス | ケイアイファーム | 安田記13 | ロンジンク3 | マイルチャン2 | 天皇賞2 | 安田記16 |
4枠4 | 17.5 | ダノンキングリー | 戸崎圭 | 萩原清 | ディープインパクト | マイグッドネス | ダノックス | 三嶋牧場 | 安田記7 | 大阪杯3 | 中山記1 | マイルチャン5 | 毎日王1 |
1枠1 | 28.0 | ブラストワンピース | 池添 | 大竹正 | ハービンジャー | ツルマルワンピース | シルクレーシンク | ノーザンファー | 宝塚記16 | 大阪杯7 | アメリカJC1 | 凱旋門11 | 札幌記1 |
3枠3 | 55.0 | ダイワキャグニー | 内田博 | 菊沢隆 | キングカメハメハ | トリプレックス | 大城正一 | 社台ファーム | 毎日王2 | エプソムC1 | 新潟大14 | 金鯱賞3 | 白富士7 |
7枠10 | 60.1 | スカーレットカラー | 岩田康 | 高橋亮 | ヴィクトワールピサ | ヴェントス | 前田幸治 | ノースヒルズ | クイーンS3 | ヴィクトリ15 | 阪神牝2 | 有馬記15 | エリザベ7 |
5枠5 | 79.5 | ウインブライト | 松岡 | 畠山吉 | ステイゴールド | サマーエタニティ | ウイン | コスモヴューフ | 中山記7 | 香港カッ1 | 天皇賞8 | オールカマー9 | クイーンエリ1 |
8枠12 | 101.1 | ジナンボー | デムーロ | 堀宣行 | ディープインパクト | アパパネ | 金子真人 | ノーザンファー | 新潟記2 | 七夕賞9 | 大阪杯6 | 小倉大3 | ジャパン13 |
2枠2 | 128.8 | カデナ | 三浦 | 中竹和 | ディープインパクト | フレンチリヴィエラ | 前田幸治 | グランド牧 | 毎日王4 | 新潟記6 | 宝塚記12 | 大阪杯4 | 小倉大1 |
アーモンドアイはVマイルを圧勝し安田記念も楽勝かと思われたがグランアレグリアに完敗。やはり直前の雨による馬場悪化が影響したか。天皇賞秋は昨年圧勝した舞台で、敵は馬場だけ?
クロノジェネシスは宝塚記念でサートゥルナーリアら豪華メンバーをちぎる圧勝。大阪杯でも2着しており牡馬相手でも何ら問題ないことを春に証明。もはや休み明けでも東京でも押しも押されもせぬ存在。
キセキは阪神大賞典ではまさかの大出遅れ。しかしその後は武豊騎手のリードで落ち着きを取り戻した。京都大賞典でも後方で折り合って良い伸び脚。新しいキセキが誕生した。 そこでぜひご紹介したいのがダービージョッキー大西直宏 の「ワールド競馬WEB」。スプリンターズSの3連単2万2540円的中に続き、先週菊花賞も◎コントレイル→〇アリストテレスでズバリ的中!東京6Rでは3連単123万7590円の歴史的ヒットもあり、騎手目線からの予想が冴えわたっています。
大西曰く、、「天皇賞秋の狙いはすでに3頭に絞れていて、自信あり!」とのこと。いまノリに乗っている男の天皇賞秋予想「自信の3頭」が無料で見れるキャンペーンですのでお見逃しなく↓
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菊花賞2020メール配信内容
◎コントレイルの話
「同世代に敵はいない。コントレイルにとって無敗の三冠というのは通過点で、本当の戦いは古馬相手、そして海外でのレースになってから」と、矢作厩舎に近いある関係者は語っている。現在、菊花賞後に使うレースはジャパンカップが有力とされており、そこで早くもデアリングタクトとの三冠馬対決やアーモンドアイ、クロノジェネシスといった古馬のトップとの戦いが実現する可能性もある。とにかく、今回のコントレイルに関しては改めて語ることも残されていないといった雰囲気。
〇アリストテレスの話
父は菊花賞馬で初戦度産駒から幅広い活躍を見せ、なにより三冠牝馬デアリングタクトの父でもあるエピファネイア。牡馬の産駒は2000m以上の距離、そして距離が延びるレースで好成績を残しており、全馬未経験の3000mという舞台でパフォーマンスを上げる可能性が高い。
そして、抽選対象だったにもかかわらずルメール騎手が選んだというのも大きなポイント。先週のレイパパレも除外されて回った自己条件を圧勝して話題になったように、今のルメールがGⅠで乗ろうとする馬には能力的な裏付けがある。
勝ち切れないが相手なりに走るという個性は、コントレイルという抜けた馬がいて2着争いが焦点というレースでは武器になる。復帰後の2連勝は成長と本格化を示すもので、母系にリンカーンのいる血統が秋を迎えて開花する。
そして、抽選対象だったにもかかわらずルメール騎手が選んだというのも大きなポイント。先週のレイパパレも除外されて回った自己条件を圧勝して話題になったように、今のルメールがGⅠで乗ろうとする馬には能力的な裏付けがある。
勝ち切れないが相手なりに走るという個性は、コントレイルという抜けた馬がいて2着争いが焦点というレースでは武器になる。復帰後の2連勝は成長と本格化を示すもので、母系にリンカーンのいる血統が秋を迎えて開花する。
結果
1着◎コントレイル
2着〇アリストテレス
天皇賞秋も自信あり!
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大西直宏とは ~wikipediaより引用~
初勝利は同年3月23日の中山競馬第1競走のハイロータリー。この年9勝(うち障害1勝)を挙げ、「民放競馬記者クラブ賞(最優秀新人賞)」受賞。
97年皐月賞で11番人気の大穴サニーブライアンで絶妙のペースで逃げ、GⅠ勝利。日本ダービーでも同馬で、6番人気と相変わらずの低評価ながら鮮やかな逃げ切りを見せ、二冠を達成。レース後「1番人気はいらないから1着だけ欲しいと思っていた」と発言。04年にはカルストンライトオでスプリンターズS勝利。
引退後は、2008年11月まで競馬の専門学校ジャパンホースマンアカデミーで特別講師などを務めた。2009年からは国際馬事学校で講師兼任の学校長を務め、競馬情報会社ワールドで馬券戦略の情報ストラテジストにも就任した。2012年2月からは美浦トレセン郊外にある育成牧場「NOレーシングステーブル」の経営にも着手している。
天皇賞秋2020展開予想:逃げるのはジナンボー?キセキ?ダイワ?超スローペースの可能性もあり
展開は読みにくい。確固たる逃げ馬不在で極端なスローまでありえそう。 恐らく行きたいのはジナンボーだが、ここ2戦ゲートで出遅れてるおり、デムーロ騎手がスタートを苦手としている点も気掛かり。初めての斤量58キロでもあり、行き脚がつかないとハナを諦める可能性もある。
キセキもかつては逃げていたが、ここ2戦は後方待機で折り合いをつける作戦に出ており、気性的な問題から今回も同様の競馬の可能性が高そう。ダイワキャグニーあたりがスローの逃げという可能性も。
過去の天皇賞春で最もスローだったのは2005年のヘヴンリーロマンスが制した年。前半3F37.0-5F62.4で、上り3Fは33.6だった。
近年では2016年モーリスが勝った年。前半3F36.9-5F60.8で、上り3Fは34.2。これくらいのペースは想定してもよさそうだ。
一番人気のアーモンドアイにとっては末脚勝負は望むところか。逆にフィエールマンのような持久力勝負に持ち込みたいタイプにとってはマイナスに出る不安も。
天皇賞秋2020出走予定馬関係者注目コメント~1週前追い切り後~
スカーレットカラー
「反応は良かったし、攻めはよく走る。間隔が空いても苦にしない。」
ダノンキングリー
「追い切りの動きは良かったし。馬体重を含め休養前と比べても変わりない。休み明けの方がいいパフォーマンスをするのでぶっつけを決めた。」
フィエールマン
「いい動き。素晴らしい。一回できている馬だし、すでに競馬モードになっている。あとは維持していくだけ。」
クロノジェネシス
「順調。時計も良かったですし、道中の折り合いもよかった。いい状態」
アーモンドアイ
「状態は良さそう。パワフルな相手を追いかけて後ろから。追い切り後も疲れていなかったし息の入りもよかった」
キセキ
「滞りなく。武豊騎手が乗ってハロー明けでだいぶ重い馬場状態でしたがしっかり動いてくれた。」
ダノンプレミアム
「ブリンカーを初めて着用。やめる面もなく、行きたがる面もなく。」
ダイワキャグニー
「週初めはカッカした面が見られたのでガス抜きして整える程度。一度使って体の張りが良くなった。 」
カデナ
「馬場の悪い時間帯でもしっかり走れた。古馬になってだいぶしっかりとしてきました。」
ジナンボー
「在厩で調整。Wコースで強めに負荷を掛けて時計なりの動き。」
天皇賞秋2020予想オッズ2強馬連3.0倍!単勝複勝馬単3連複3連単馬券配当も予想
天皇賞秋2020予想オッズ馬名 | 単勝オッズ | 複勝オッズ |
---|---|---|
アーモンドアイ | 1.7 | 1.2 |
クロノジェネシス | 3.3 | 1.3 |
フィエールマン | 9.2 | 2.9 |
キセキ | 15.0 | 3.8 |
ダノンプレミアム | 17.2 | 4.5 |
ダノンキングリー | 17.5 | 4.2 |
ブラストワンピース | 28.0 | 5.5 |
ダイワキャグニー | 55.0 | 7.9 |
スカーレットカラー | 55.2 | 7.9 |
ウインブライト | 79.5 | 11.0 |
ジナンボー | 101.1 | 12.2 |
カデナ | 128.8 | 12.8 |
馬名 | 馬名 | 馬連オッズ |
---|---|---|
アーモンドアイ | クロノジェネシス | 3.0 |
アーモンドアイ | フィエールマン | 7.6 |
アーモンドアイ | キセキ | 10.4 |
アーモンドアイ | ダノンプレミアム | 11.4 |
クロノジェネシス | フィエールマン | 12.7 |
馬名 | 馬名 | 馬単オッズ |
---|---|---|
アーモンドアイ | クロノジェネシス | 4.5 |
クロノジェネシス | アーモンドアイ | 7.9 |
アーモンドアイ | フィエールマン | 10.8 |
アーモンドアイ | キセキ | 12.9 |
アーモンドアイ | ダノンプレミアム | 14.7 |
馬名 | 馬名 | 馬名 | 3連複オッズ |
---|---|---|---|
アーモンドアイ | クロノジェネシス | フィエールマン | 9.2 |
アーモンドアイ | クロノジェネシス | キセキ | 15.6 |
アーモンドアイ | クロノジェネシス | ダノンプレミアム | 17.0 |
アーモンドアイ | クロノジェネシス | ダノンキングリー | 18.1 |
アーモンドアイ | フィエールマン | キセキ | 20.0 |
馬名 | 馬名 | 馬名 | 3連単オッズ |
---|---|---|---|
アーモンドアイ | クロノジェネシス | フィエールマン | 16.0 |
アーモンドアイ | フィエールマン | クロノジェネシス | 20.3 |
クロノジェネシス | アーモンドアイ | フィエールマン | 24.4 |
アーモンドアイ | クロノジェネシス | ダノンプレミアム | 27.4 |
フィエールマン | アーモンドアイ | クロノジェネシス | 29.9 |
天皇賞秋2020予想オッズ傾向/フィエールマン・ダイワキャグニーに馬券妙味のオッズか
予想オッズ | 出走予定馬 |
---|---|
1.6 | アーモンドアイ |
2.8 | クロノジェネシス |
12.8 | フィエールマン |
17.2 | ダノンプレミアム |
17.2 | ダノンキングリー |
20.0 | キセキ |
24.7 | ブラストワンピース |
52.9 | スカーレットカラー |
76.1 | ウインブライト |
91.2 | ダイワキャグニー |
107.3 | ジナンボー |
181.3 | カデナ |
スカーレットカラーが意外な穴人気。牡馬相手のGⅠでは厳しそうにも思えるが、コース・距離適性が高く評価されたのだろうか。
意外に全く不人気なのがダイワキャグニー。東京では8勝を挙げ、ここ2走も堅実に走っている。ジャパンカップで逃げ粘った内容からも距離は問題なく、展開利がある可能性も。斤量実績がないのは気掛かりだが、去勢効果で馬も変わってきていて大穴。
天皇賞秋2020予想by夏影:本命ダノンプレミアム「少頭数で強い」対抗ブラストワンピース「加速できるパワー」
先週日曜日のメイン甲斐路S(3勝クラス)は、前半1000㍍の通過タイムが61.0、レース上がりが35.1、最速上がりが34.4,勝ち時計が2.00.7だった。この時期の良馬場にしては、エラく時計が掛かっている。
しかしながら残念なのは馬場ではなく、出走頭数が非常に少ない事。
「少頭数競馬と多頭数競馬」
多頭数競馬というのは、ゴチャつく環境で行われる為、鞍上の思惑通りにはならず、むしろ馬の物理的性格的個性が問われやすい。
馬のテンの速さで位置取りが決まり、体力や持続力、スピードや馬の性格によって有利不利が出やすくなる。
逆に、スローになりやすくゴチャつかない少頭数競馬は、鞍上の駆け引きや作戦などの要素がレース結果に大きな影響を与える。
それ故に、馬の個性からレース予想を導き出すのは意外と難しい。
正直今回多頭数だったなら、アーモンドアイ=ダノンプレミアムの1点勝負で十分だと思っている。
理由は簡単で、根幹距離レースを得意とする馬はこの2頭しかいないからだ。
しかし、少頭数競馬になると根幹距離特性すら損なわれやすい。
スローの流れから、直線でヨーイドンの競馬になればカデナですら通用する(笑)。
「注目馬」
時計の掛かる馬場の根幹距離で少頭数...というイメージから、注目しているのはダノンプレミアム。
弥生賞、マイラーズC、金鯱賞でそういったレースでの適性を「これでもか?」というくらい見せている。
2開催続く新潟競馬のラストに行われる新潟記念も近い適性が問われやすい。
ブラストワンピースにも注目。
道中も仕掛けるタイミングも、牽制し合う競馬になりそうなので、鞍上の指示を素直に受け入れるだけの気の良さとガツっと加速出来るパワーを特に重視したい。
カデナのここ10戦をみてみると、2戦を除き全て上がり1位か2位。
速い上がりが使え無かったのは、あまりにも競馬がタフだった宝塚記念と、ひたすらスピード能力が問われた天皇賞秋。
少頭数でタフな競馬になるとは考えにくいし、時計が掛かる馬場でスピードが問われない競馬。
少頭数のスローなら、先頭と殿の差がない団子状態の展開になってチャンスが膨らむ。
カンパニーのように、スピード不足体力不足で「上がりだけ」の馬が、実際に超どスローの競馬になって、歴代の名牝ウォッカを破って優勝している実例がある。
「有力馬の見解」
アーモンドアイは、近走の出走が高速マイル質のレースが
メインとなっているのが気掛かり。
少頭数のスローになって折り合い面に不安材料が出て来るし、スピードが違うが故に前に出て逃げる恰好となり、逆に道中目標にされてしまう展開すら考えられる。
スタートをワンテンポ遅らせて、前に壁を作る競馬が出来るか?...が、勝負を左右する鍵となりそう。
本来スピードに乗せた上で強さを発揮する馬。
スローの流れで牽制し合う競馬なら、この馬の長所とは違う方向性が問われかねない。
クロノジェネシスは、宝塚記念でベストパフォーマンスを叩き出したように、タフな競馬...つまり、「全馬が苦しい」思いをする競馬で強さを発揮するタイプ。
少頭数のスロー競馬だと「全馬が楽をする」展開となり、この馬の長所とは真逆の方向性が問われてしまう事になる。
天皇賞秋2020予想byあみー「アーモンドアイ能力・適性問題ないが、不安は衰えの始まり...」
天皇賞(秋)はコース形状などからテン→上がりへと加速&終いにやや失速する走破時計の早い決着なりやすく、好位から上位の上がりを使える馬の期待値が高い重賞。天皇賞(秋)2020の傾向と対策、出走予定登録馬を見ていきたいと思います。コース形状(テンが下り坂、小刻みなアップダウン、大回り、仕掛けどころが上り、直線に上り坂がある競馬場では最長の直線)などからテン→上がりへと加速&終いにやや失速する走破時計の早い決着なりやすく、好位から上位の上がりを使える馬の期待値が高い重賞。
内外の差がやや大きいこと(芝2000mは1~2角が専用のため傷みにくい)、重い負担斤量から持続力優位の馬の期待値がやや高くなること...などに注意。
◎ アーモンドアイ
短評:(天皇賞(秋)2020 予想)
底力・キレに優れる中距離馬?
ここでの不安を強いて挙げるなら、衰えの始まり。
安田記念の優勝こそ叶わずもマイルG1・重賞実績に優れ、バランスの取れた総合力も現役屈指。適性・能力からは不安がありません。ただ、加齢による衰えの始まりを心配する時期になっていて、他馬の成長とアーモンドアイの衰えが重なるようだと逆転を許すシーンがあるかもしれません。最上位に近い評価をしつつ、逆転候補に注意したいです。
適性チェック:(最終更新:20'安田記念 56.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(胴・後脚はやや長い?)、太さ普通、やや立ち(蹄はやや寝る)。直飛節気味。 標準的な芝のマイル~中距離向き、血統はマイル以下向き(?)で、標準的な芝の中距離◎?(マイル○? 2400m▲+?) 荒れ馬場・道悪▲+?? 先行力:F? 底力(=ハイペース耐性):C-? キレ:D↑~D? 持続力:D-(甘め)? 総合力:C-?相当 斤量少注(キレ優位?)
母:フサイチパンドラ
▲ クロノジェネシス
短評:(天皇賞(秋)2020 回顧)
底力・持続力に優れる中距離馬?
ここでの不安を強いて挙げるなら、高いレベルでのキレ不足。
近走では血統(父:Bago(仏)×母父:クロフネ×母母父:SS)通りの欧州指向の末脚に良さを見せていて、タフな馬場や非根幹距離なら現役最強クラスまで成長しています。しかし、良馬場・根幹距離向きのキレ(=トップスピードと急加速力)は裏付けがやや弱く、血統的にも大きな成長は期待薄。天皇賞(秋)(=根幹距離かつ終いの直線が長い)では詰めの甘さにつながってしまう心配があります。アーモンドアイ以外にはマイル重賞実績や牡牝の斤量差などが有利ですが、勝ち切るのは難しそう。相手候補の上位として。
適性チェック:(プラス修正に注意。 最終更新:20'宝塚記念 56.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(胴は少し短い or 後脚やや長い?)、太さ普通↑?角度普通(蹄はやや寝る)。標準飛節? 軽めの芝のマイル~中距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、重めの芝の中距離◎? 荒れ馬場・道悪○↑?(レース内容+血統から重めに大きく修正) 先行力:F-? 底力(=ハイペース耐性):C-? キレ:E(甘め)? 持続力:D? 総合力:C-?相当 斤量少注(やや小柄↑) 急坂:○-↑?(パワー≧少し頭高い)
母:クロノロジスト(半姉:ノームコア、ハピネスダンサー)。3代母:Rustic Belle(米)
フィエールマン
短評:(天皇賞(秋)2020 予想)
キレ・底力に優れる中長距離馬(日本×欧州型)。
ここでの不安は、距離の短さ≒マイル指向の実力不足。
近年の天皇賞(秋)はマイル重賞レベルのスピードが重要になりやすく、好走が超長距離に偏るフィエールマンにとっては厳しいレース。かといって、スピードが削がれるタフな馬場も苦手で、天皇賞(秋)では厳しいレースを強いられると思われます。
適性チェック:(マイナス修正に注意。 最終更新:20'天皇賞(春) 58.0kg)
(誤差注)ツナギは少し長い(後脚長い)、太さ普通、やや立ち。直飛節。 標準的な芝の中距離~中長距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、標準的な芝の2500m前後◎?(2200m・長距離○-? 1800m▲?) 荒れ馬場・道悪▲? 先行力:F-(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):D-~D-(甘め↓)? キレ:D~D-(甘め↓)? 持続力:E~E(甘め↓)? 総合力:D~D-(甘め↓)??相当 斤量少注(キレ優位)
ブラストワンピース
短評:(大阪杯2020 予想)
底力・持続力に優れる中距離~中長距離馬?
ここでの不安は、上り坂の負荷が高い中距離+キレ不足。
「上り坂の負荷が高い コース形状or斤量」×「中距離指向の追走スピード」を問われた条件ではパフォーマンスを低下させていて、宝塚記念はこの条件に該当。さらに、馬体重の増加でキレ・急加速力不足(テン→2ブロック+3角進入時の加減速から)の不安も強くなっていて、ここでは厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(マイナス修正に注意。 最終更新:20'宝塚記念 58.0kg)
(誤差注)ツナギはやや長い、太い、やや寝る(蹄は寝る)。直飛節。 重い芝の中距離~中長距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、重い芝の2000m~中長距離◎??(長距離・1800m▲+??) 荒れ馬場○??道悪△?? 先行力:F(甘め)~F-?? 底力(=ハイペース耐性):D↓?? キレ:E-↓? 持続力:D-(甘め)↓?? 総合力:D(甘め)↓??相当 中距離の急坂:▲+??(やや頭高い)
ダノンキングリー(58.0kg/やや小柄↑+ややキレ優位)
短評:(天皇賞(秋)2020 予想)
底力・キレに優れる千八巧者?
ここでの不安は、重い負担斤量+血統のスピード色の強さ。
中距離重賞を中心に安定したパフォーマンスを発揮していますが、やや小柄な馬体とややキレ優位の末脚から重い負担斤量はマイナス要素。また、母系の米国型スピード色が強く、「成績はマイル指向、血統はスタミナ指向」の好走タイプと異なります。古馬の根幹距離重賞でパフォーマンスが伸び悩んでいることも、母系の米国色を感じさせるところで、少々厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(誤差に注意。 最終更新:20'安田記念 58.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、太さ普通、角度普通。直飛節気味。 標準的な芝のマイル~中距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、軽めの芝の1800m前後◎?(2000m○~▲?) 荒れ馬場・道悪▲?? 先行力:F(甘め)~F-? 底力(=ハイペース耐性):E? キレ:E? 持続力:E-? 総合力:D-(甘め)~E↑?相当 斤量注(やや小柄↑+ややキレ優位?)
母:マイグッドネス、半兄:ダノンレジェンド、ダノングッド。おじ:West Coast [米]
キセキ☆
短評:(天皇賞(秋)2020 予想)
スタミナ指向の全体的なスピードに優れる中距離~中長距離馬?
ここでの不安は、出遅れリスクの増加+レース前半のスピードの衰え。
悪い意味で父:ルーラーシップに似た出遅れリスクが増加していて、近走ではすんなりと先行することが難しくなっています。また、中長距離~長距離路線を進んだ影響+加齢の影響もあってか、レース前半のスピードの衰えが感じられ、キレ(=トップスピードと急加速力)不足を先行力で補うのも難しくなっています。
この現状では天皇賞(秋)(=マイル指向のスピード性能も重要)での好走は困難だと思われ、厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(マイナス修正に注意。 最終更新:20'宝塚記念 58.0kg)
(誤差注)ツナギはやや長い(脚は長い)、太さ普通、角度普通(蹄は寝る)。標準飛節。 標準的な芝の中距離~中長距離向き、血統は中距離向き(??)で、標準的な芝の2200m前後◎?(芝1800m▲+↑?) 荒れ馬場▲??道悪△+?? ゲート:難↓? 先行力:E(甘め↓)? 底力(=ハイペース耐性):D(甘め↓)? キレ:E-(甘め↓)? 持続力:D-(甘め↓)? 総合力:D?相当 斤量少注(軽斤量で複数回優勝)
祖母:ロンドンブリッジ(おば:ダイワエルシエーロ、おじ:グレーターロンドンほか)
△ ダノンプレミアム
短評:(天皇賞(秋)2020 予想)
総合力に優れる中距離馬(日本型×欧州スピード型)?
軽い「スピード・キレ」は素晴らしいの一言ですが、パワーや底力(=ハイペース耐性・失速耐性)の重要度が高くなった条件ではマイルはもちろん中距離でもパフォーマンスが低下していて、平均以上の早いペースを先行してしまうと末脚が甘くなるリスクがあります。加齢による衰えも気になり始める時期になった+昨年の天皇賞(秋)2019がアーモンドアイに完敗だったことから、成長のある他馬にまで逆転されるシーンを心配してしまいます。
適性チェック:(マイナス修正に注意。 最終更新:20'安田記念 58.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(胴は少し短い?)、太さ普通、角度普通~やや立ち(蹄はやや寝る)。直飛節気味? 標準的な芝のマイル~中距離向き、血統はマイル~中距離向き(?)で、標準的な芝の1800m◎?(マイル・2000m○?) 荒れ馬場・道悪▲?? ゲート・ダッシュ:▲+? 先行力:E(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):D-(甘め)? キレ:E? 持続力:E-(甘め)? 総合力:D-↑?相当
▲スカーレットカラー
短評:(天皇賞(秋)2020 予想)
ややワンペースの末脚に優れる千八巧者?
ここで見直したい理由は、芝1800m並みかつ緩急が小さい追走+重い負担斤量への期待。
牝馬限定の芝1800m~マイル重賞を中心に好走していますが、キレ(=トップスピードと急加速力)は裏付けがやや弱く、緩急の大きい展開や直線平坦コースは能力を出し切れていない可能性があります(※)。
府中牝馬ステークス2019(=ほぼ一貫ラップのミドルスパートを後方から上がり最速で差し切る)のパフォーマンスは実に優秀で、全馬の軽いキレが削がれる重い負担斤量もこの馬にはプラスになるはず。加えて、この父×母父らしからぬ成長力は祖母:Blushing Bride(英)のHyperion 5x4あたりに求められそうで、大レースでパフォーマンスを上げても不思議ない血統。
適性チェック:(最終更新:20クイーンS 55.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、太さ普通(蹄はやや大きい)、角度普通(蹄は寝る)。直飛節。 標準的な芝のマイル~中距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、標準的な芝の1800m◎?(2000m○? マイル▲+?) 荒れ馬場▲+??道悪▲-?? 先行力:F-(甘め↓↓。控える競馬にシフト)? 底力(=ハイペース耐性):D-? キレ:E-? 持続力:E? 総合力:D-?相当 急坂:▲+?(やや頭高い)
※ ヴィクトワールピサ産駒は総賞金上位に牝馬が多く、牝馬の軽い骨格でないとキレ(=トップスピードと急加速力)で劣りやすい(=日本型の影響が薄く、欧州型の影響が強い)傾向がうかがえます。
天皇賞秋2020出走予定馬紹介
アーモンドアイ Cルメール騎手
Vマイルを圧勝し安田記念も楽勝かと思われたがグランアレグリアに完敗。やはり直前の雨による馬場悪化が影響したか。天皇賞秋は昨年圧勝した舞台で、敵は馬場だけ?
クロノジェネシス 北村友一騎手
宝塚記念はサートゥルナーリアら豪華メンバーをちぎる圧勝。大阪杯でも2着しており牡馬相手でも何ら問題ないことを春に証明。もはや休み明けでも東京でも押しも押されもせぬ存在。
阪神大賞典ではまさかの大出遅れ。しかしその後は武豊騎手のリードで落ち着きを取り戻した。京都大賞典でも後方で折り合って良い伸び脚。新しいキセキが誕生した。
ブラストワンピース 池添謙一騎手
大阪杯は外から追い上げるも最後に伸びを欠き、宝塚記念では道悪に泣いた。乾いたボコボコの馬場が良いという陣営の注文だが、今回の馬場は比較的それに近い。噛み合えば一発できる実力はある。
3歳時には弥生賞を制しクラシックを嘱望されたがその後低迷。しかし小倉大賞典を勝ち、大阪杯4着で見事復活した。ハマったときの末脚は侮れないものがある。
安田記念は悪い内を通ったこともあり7着だったが、それ以外は東京コースで安定。毎日王冠では鮮烈な差し切りを決めている。休み明けの方が動くタイプで、ぶっつけは望むところ。
ダノンプレミアム 川田将雅騎手
昨年は最後までアーモンドアイに食い下がって2着。その後も勝ちきれないレースが続いているが、潜在能力は一級品。今回は待望の良馬場で臨むそうで、巻き返しも。
天皇賞秋過去10年歴代優勝馬
天皇賞秋 | 歴代勝ち馬 | 勝利騎手 |
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2010年 | ブエナビスタ | スミヨン騎手 |
2011年 | トーセンジョーダン | ピンナ騎手 |
2012年 | エイシンフラッシュ | デムーロ騎手 |
2013年 | ジャスタウェイ | 福永騎手 |
2014年 | スピルバーグ | 北村宏騎手 |
2015年 | ラブリーデイ | 浜中騎手 |
2016年 | モーリス | ムーア騎手 |
2017年 | キタサンブラック | 武豊騎手 |
2018年 | レイデオロ | ルメール騎手 |
2019年 | アーモンドアイ | ルメール騎手 |
天皇賞秋過去10年1番人気馬成績データ
天皇賞秋 | 馬名 | 騎手 | 着順 |
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2010 | ブエナビスタ | スミヨン | 1 |
2011 | ブエナビスタ | 岩田康誠 | 4 |
2012 | フェノーメノ | 蛯名正義 | 2 |
2013 | ジェンティルドンナ | 岩田康誠 | 2 |
2014 | イスラボニータ | ルメール | 3 |
2015 | ラブリーデイ | 浜中俊 | 1 |
2016 | モーリス | ムーア | 1 |
2017 | キタサンブラック | 武豊 | 1 |
2018 | レイデオロ | ルメール | 1 |
2019 | アーモンドアイ | ルメール | 1 |
天皇賞秋過去10年武豊騎手騎乗データ
天皇賞秋 | 武豊騎手騎乗馬 | 着順 | 人気 |
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2010年 | アクシオン | 9着 | 10番人気 |
2011年 | ナリタクリスタル | 7着 | 13番人気 |
2012年 | サダムパテック | 8着 | 10番人気 |
2013年 | トウケイヘイロー | 10着 | 2番人気 |
2014年 | ヒットザターゲット | 5着 | 10番人気 |
2015年 | エイシンヒカリ | 9着 | 2番人気 |
2016年 | エイシンヒカリ | 12着 | 2番人気 |
2017年 | キタサンブラック | 1着 | 1番人気 |
2018年 | マカヒキ | 7着 | 3番人気 |
2019年 | マカヒキ | 10着 | 8番人気 |