勝ったナスティウェザーに騎乗した岩田望来騎手は現役47人目となるJRA通算400勝を達成した。
23歳4カ月22日で、武豊(21歳4カ月22日)に次ぐJRA史上2番目の若さでの達成となった。
岩田望来騎手は「デビューしてから5年目で達成できて良かったと思います。400勝まで、あと少しという意識はありました。少頭数だったので馬の力を出せれば、どの位置からでも届くのではないか、とレースに臨みましたが、2着馬がしぶとく、最後まで勝ったか分からなかったです。400勝という数字に関しては通過点だと思っています。父がいる競馬場で勝つことができ、多くのお客さまの前で達成できて良かったです。」
レースのスタートは五分に出たが、先行争いには加わらずに序盤は殿で進めた。4コーナーで馬群の後尾に取り付くと、直線は外に持ち出されてはじけるような伸び。逃げ粘るアイアムユウシュン(武豊)をゴール前でとらえ、3/4馬身差をつけた。
岩田望来騎手は「前走でいい競馬ができて、引き続き状態はいいと聞いていました。京都コースで少頭数でしたし、どこから競馬をしても勝てると思って乗りました。直線に入ってゴーサインを出すと、いい脚を使ってくれました。まだまだ伸びしろもあると思います」と笑顔で振り返った。
10/22 18:28 回顧アクセス:2646 |