■ニシオドリーム
鞍上高橋亮が如何に脳みそが良くても騎乗能力が下手かを見せられた形。
中山コースを熟知している蛯名が大逃げを打ったのは至極納得できる展開だったが、番手で戸崎が追いかけたのには少々驚かされた。なぜなら、戸崎は地方騎手であり、腕があるのは分かっているが、まさか蛯名を追走する位置にまで馬を押し出せるとは思ってなかったからだ。
これだけでも如何に戸崎が馬を追える騎手かが分かるというもの。
それに引き換え、高橋亮の騎乗ぶりには呆れて物も言えなかった。なぜなら、お手馬のはずなのに4コーナーでのコーナーリングで馬が外に膨れようとしているのをハミだけで必至に真っ直ぐ走らせようとしている姿が新人レベルの騎乗ぶりだったかだら。
ただでさえハイペースだった今回、これだけ騎乗力のない騎手でここまで好走を続けて来られたからには、同馬は相当の能力あると判断できるので、高橋亮が降りさえすれば1600万条件を勝ち上がるのはすぐのはず。
よって、同馬を次走狙い馬とみた!
高橋亮くんは調教師試験に受かったそうだが、どうか是非とも一流調教師になって欲しいと思う。
彼の騎乗技量に良く似た2人の一流調教師が現在いるからだ。
それが、昆と音無の2調教師…彼と同等レベルの技量だったこの2人の調教師はともにG1勝ちの一流調教師であり、特に音無調教師などは、現役時代の己の騎乗技術の割に、勝った騎手の乗り方に一言文句をつけるという大笑いの一流調教師であるのは皮肉だが……
□エベレストオー
中山コースのハイペースだったから勝てたことは鞍上を見れば誰もが分かることだろう。
したがって、馬群を割れない鞍上騎乗の1600万馬が勝ってオープンに上がっても通用しないのはあきらか。今後好走するには馬群を捌ける技術ある騎手の起用が必須となるだろうが、三浦で勝ってしまったからにはそれも中々できないはず。なぜなら、三浦は主催者の恩恵で馬を回してもらっている「関東版福永祐一」であるからだ。
よって、同馬の今後は期待薄となるはずで危険馬とみた次第!
12/18 15:29 回顧アクセス:2700 |