世界と戦えるレースであることは、競争馬だけの話ではなく、ジョッキーにおいてもそうである。事実、過去10で3着以内にきたジョッキーを調べると、
（１）５０％は、外国人ジョッキー（日本馬ももちろん含む。）
（２）複数回数だけ見ると、５回：デットーリ、ペリエ　３回：武豊　２回：安藤勝、岩田、和田、ルメール。
海外を転戦する世界基準のジョッキーか、日本の地方競馬出身の超一流ジョッキーか、和田＝テイエムオペラオーのようなコンビパターンのジョッキーである。
蛇足だが、日本のジョッキーがだらしないという風潮は、良くないと考えます。日本のジョッキーは、総じて質が高く、競争馬のことも考えたマナーの良い騎乗をし、すばらしいと思います。ただ、前記の3名＋スミヨン騎手（今年の凱旋門賞馬ザルカヴァのジョッキー）は、世界で超一流のジョッキーで、、欧州、香港、アメリカでも活躍をしています。日本に限ったことではありません。武豊には、そんな活躍をしてもらいたい。もっと日本の競走馬が世界のレースに出て良いし、毎年、凱旋門賞やBCなどに、武豊には騎乗してもらいたいと思っています。

ジョッキーの他、今年は単勝一番人気３．９倍が過去10年で一番ついている混戦であることを加味し、検討した結果、

単勝圏
◎オウケンブルースリ・・・内田博（地方出身超一流型）菊花賞のパフォーマンスも高く、勢いもある。

ウオッカ・・・岩田（地方出身超一流型）
ディープスカイ・・・四位（ダービー二連覇＋本年度ダービー馬での参戦なら、超一流への仲間入りを果たせる資格ありと見る。）
上記2頭は、天皇賞をハイレベルとみれば、単勝圏だが、ラスト１ハロンは、ダイワが差し返したというより、2頭がバテた模様。軸には、出来ない。

ペイパルブル・・・ムーア（外国馬型）キングジョージで競ったデュークオブマーマレードは、欧州の一流馬。一発ある。

２着圏
○メイショウサムソン・・・石橋守（和田型）ディープインパクト、ファルブラヴも凱旋門賞経由で勝利。遠征明けは、厩舎スタッフの負担になっても、不利にはならない。

▲アサクサキングス・・・ルメール（世界基準型）ジョッキーの力が最も働きそう。

３着圏
パープルムーン、シックスティーズアイコン・・・（外国馬）ガリレオ、欧州の超一流種牡馬で、日本の馬場にも合いそう。

スクリーンヒーロー・・・デムーロ（日本ダービーを制したジョッキー、超一流ではないが、十分能力高い。）AR共和国杯のパフォーマンスが高い。
11/30 09:57

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