「高い馬が手に入らないというか、高い馬を買える馬主さんとは付き合っていない。だから発想も自然と逆になってね。手に入る馬でそういった馬(血統馬)を負かす方向でいくしかないと。イジケ根性ですね」
それが"小桧山流"のポリシーであり、開業以来、そのスタンスは一貫して変わることがない。トレーナーは限られた予算の中での牧場視察やセリへの参加を感慨深げに、こう例える。
「ボクはある意味で、宝物のない場所で宝探しをしているのかもしれない。でも、幸運にもベンチャー(ナイン)という宝物に出合えた」
宝探しの話になると子どものように目が輝いた。(5月27日、内外タイムスより引用 http://npn.co.jp/article/detail/03016077/ Photo by Deliberation)
年間1万頭近くのサラブレッドが生産されるが、
その半数近くは
「未出走」
のまま生涯を終えるというのを聞いたことがある。
1度でも勝ち星を挙げられるのは、10%、
ダービーに出られる確率は、0.18%。
の詳細を見る