【天皇賞(秋)】◎ダイワスカーレット・安藤勝 逃げ切っちゃっていいんですか? 誰かかかってこいや!



大嫌い 大嫌い 大嫌い 大好き!



という歌があった。たしかモーニング娘。の曲。


僕はダイワスカーレットが、
大嫌いで大嫌いで大嫌いだが、

大好きだ。



ダイワスカーレットは去年3つものGⅠを勝ったが、

その3つのレースのすべてで

僕は全く感動を覚えなかった。


スルっと行って、スルっと逃げ切るだけなんですもの。

何にも面白みないじゃないですか。


すごい大逃げをうつわけでもない。

壮絶な叩き合いを繰り広げるわけでもない。

盛り上がりどころのない完勝であって、

入線後には虚脱感だけが残る。



僕がダイワスカーレットを大嫌いな理由である。




でも、ダイワスカーレットは何も悪くないはずだ。

安藤勝己は、この馬が一番力を出せるように、操っているだけだ。

変な大逃げ打ったり、差しに回ったりしたら、それこそヤラズだろう。



悪いのはひとえに、

ダイワスカーレット以外の馬たちだ。

あるいはその鞍上なのかもしれない。


桜花賞の一度ならまだしも、

同じ過ちを3度繰り返すこともないだろう。

強いのはわかっているんだから、

勝ちたいのなら何かやることがあるだろう。


2、3着でもいいと思っているのかもしれない。

僕はそれでは、日本競馬が盛り上がっていくとはどうしても思えない。

GⅠレースではみんなが勝ちたいと思っていちかばちかでもいいから、勝負をかけるものであって欲しい。これは僕だけの個人的な願望なんだろうか・・


ダイワスカーレットは問いかけている。

このままでいいんですか?と。

逃げ切っちゃいますけど、いいんですか?と。

誰かかかってきやがれよ!と。


僕がダイワスカーレットを大好きな理由である。




の詳細を見る

最新記事一覧

もっとみる >