<ドバイ競馬視察の旅vol.7>須田鷹雄さんと叫ぶ「差せ!アースリヴィング」UAEオークス完結編

パドック周回の時間は短く、
あっという間にアースリヴィングは戦いの場へ。



私も移動。
せっかくだから歴史的瞬間に一番近くで立ち会おうと、
ゴール板前に陣取った。
そんなに混んでもいない。

これが栄光のゴール板かと、
前に目をやると、ひとつ内側の関係者サイドのところに
どこか見覚えのある大きな男性が。
須田鷹雄さんだ。

「須田さーん!」

私はいつもは知らない人にでも所かまわず声をかけるほど気さくな人間ではないが、
こんな遠い異国で、
日本人は多分、小笠調教師、坂田厩務員、須田さんと私くらいしかいない。
あとはグリーンファーム関係者の方たちくらいか。
なので一緒に応援を連帯したかったのだ。

「ああどうもー」

須田さんも気さくに返してくれた。
「一時期食べなくて体重が落ち込んだけれど、なんとかここへきて持ち直してきましたよ」
と有力な情報を漏らしてくれた。


そうこうしているうちに、
早くも決戦。
ここからは皆さんもご存知の通りだが。


アースリヴィングは直線半ばまで必死に食い下がっていた。
もしかしたら!!

「差せ!差せ!」

私も須田さんも思わず声が出た。
いい夢を見せてもらえた。

レースが終わると、
「ありがとうございました!」
と須田さんと握手をした。



これだけいいレースを見せてもらえればもう何の文句もなく。
ああここまで来てよかったなあという気持ちで、
ほっとすると、どっと疲れが出た。

大きな理由のひとつは、
競馬ナンデの皆さんになるべく多くのお土産をと思って、
ナドアルシバグッズを抱え込みすぎ、荷物が重すぎ・・・
完全なカンカン泣きだった。


飛行機の時間も押しているので、
もう何も思い残すことなく、
ナドアルシバを後にした。








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