【2010年新種牡馬】ディープインパクト初年度産駒2歳馬(ファーストクロップ)デビュー

ディープインパクトは圧倒的な末脚で
競馬界に本当に大きなインパクトを残した馬だったが。
私にとって一番インパクトだったのは、


この馬が440キロそこそこの小さな馬だったことだ。


競馬の競走というのは
種牡馬選定会の側面を有している。


特にGⅠ競走、
格式の高いGⅠ競走では、
その種牡馬選定会の側面が強調されるがゆえに、
一般の競走よりも1キロ重い斤量を背負うことになる。

つまり基本的には、
小型馬はお呼びでない。
種牡馬に適しないので勝ってもらっては困る。
と考えられているのが普通であろう。

だからこそ私は、
「こんな小さな馬は58キロは背負えない!」
と逆らい続けてどれだけ痛い目にあったことか・・・


ところで、
この常識をさらに一足先に破ったと思われるのが、
ステイゴールドで、
この馬自身非常に小さな体で長く活躍したが、
その子も、
小さい馬ほど、切れる脚が使えて、走ると聞く。
たしかにドリームジャーニー、ジャミール、ナカヤマフェスタ、マイネレーツェル、サンライズマックス・・・
競馬の常識からすれば、非常に面白い現象だと思う。
だからこそ、
ディープインパクトの産駒たちも、
もしかしたら小さい馬がビュンビュン切れまくるのだろうか、
と興味深くデビューを待っているところだ。


そういえばダービーで2着、朝日杯優勝したローズキングダムという馬も、
440キロの非常に小さな馬だ。
ナンデこんなにも小型馬の活躍がするようになってきたのだろうか?


ちょっと思いついたことがある。

それは世界的には非常識というほどに、
日本の芝の馬場が軽いことだ。
パワー、馬力といったものは今の日本ではあまり必要とされなくて、
とにかくスパッと切れる脚があればいい。
だからあまり馬格というのは求められないのかもしれない。

もしもこの仮説が正しいなら、
日本馬の国際競争力が心配になってくる。
他国ではもっと重い馬場、長い芝生のところで、
馬と馬が揉み合いぶつかり合うようなタフな競馬が行われている。
そこに、大外を回ってスパッと差し切り、というような切れ味だけを武器に戦えるだろうか?
日本が上がり32秒台ばかりの競馬になって、
いわゆるガラパゴス化していっていないかという危惧である。

もしかしたら、
上記した馬たちの血は全てサンデーサイレンスに行きつくのであるが、
このサンデーサイレンスが切れ味というものを凄まじい遺伝能力で広めまくってしまったがゆえに、
こういう状況を推し進めてきたのではないかとも考えられる。

いずれにしても、
ディープインパクト、そしてサンデーサイレンスは、
これからもなお、
日本競馬に大きなインパクトを与え続けることと思う。

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