2010年JCではローズキングダムは、降着ブエナビスタから冷静に見ても負けた内容で、僅差ではあっても格負けの評価でいいはず。
しかしその勝ち以降は古馬重賞勝ちのGⅠ馬の評価で進むことを余儀なくされる点が、非常に疑問に思います。
地力で有馬を勝ったヴィクトワールピサの相当量は当然です。JCでローズキングダムが差し返して来れなかったとしたらヴィクトワールピサが優勝だったらもっとふつり合いな結果を生んでしまいます。
過去にプラクラスニーが繰り上がりで天皇賞秋を勝った差が6馬身。
メジロマックイーンの不利を受けた多くの馬たちがまともに走れない状況で勝ち馬以下の力量差がはっきりしないレースとなりました。
ですが、そんな勝ち方でもその後は相当量が科せられ、斤量と戦う競争生活を送ります。
この馬の場合は有馬記念以降はケガで引退となり、力量に見合わない経験はなかったが・・・
繰り上がりでも1着賞金をもらうと言っても、その後加害の意味は皆無となり数字上の実績だけの評価を受けます。
現状の降着による繰り上がりのルールは的確に対応したものじゃなく、安易に力量判定を格上げしている点に問題があります。
ローズキングダムのみならず競争馬全体のために改善するべきではないでしょうか。
の詳細を見る