日本競馬の馬場問題

高速馬場でレコードが出たりすると興奮するファンもいれば、私のように嫌悪感を感じる者もいる(競馬ナンデには後者の方が多いようにも感じるが)。

 

だが一番多いのが、どっちもどっち派とでも言おうか、中山競馬場の馬場委員(だったか?)をやっているドクターコパ氏なども、芝生の生えそろった馬場を見ては「すばらしい馬場を作ってくれた関係者に感謝」などという一方、故障が発生したときには「高速馬場の弊害」を言ってみたりする。

 

この点に関するJRAの主張は一貫していて、堅い馬場より荒れた馬場の方が故障発生率は高いというもので、こういう立場の人は、双方のデータを示されて説明されたりすると御説御尤もという感じで、簡単に折れてしまう。

 

だが、こうしたJRAの二項対立の設定自体がおかしいんじゃないかという視点が必要なわけだ。

 

そもそも、英愛のように自然の地形を利用した競馬場の場合は、でこぼこがあったり、ウエーブがあったりで、そりゃあ、事故が発生する確率は高い。

 

それに対して、日本の馬場は、人工的に作られた馬場で、しっかりと整備されているから、穴に脚を取られて骨折するというような事故が少ないのは当たり前の話。

一方、高速馬場による事故率は高い。

 

問題は、そうした自然的地形を利用した馬場と、十分に整備された馬場のどちらが事故発生率が高いか、などと比較することではなく、現在の日本の馬場で、どうすれば事故を少なくできるかという視点が必要だということ

 

うまくやれば、現在の事故発生率を2分の1とか3分の1に減らすことが可能なはず。

二項対立のごまかしにだまされないことが必要なわけだ。

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