有馬記念2016武豊騎手過去10年騎乗馬成績:キタサンブラックでディープインパクト以来1番人気優勝なるか

武豊騎手騎乗馬 着順 人気
2006年 ディープインパクト 1着 1番人気
2007年 メイショウサムソン 8着 1番人気
2008年 メイショウサムソン 8着 4番人気
2009年 リーチザクラウン 13着 5番人気
2010年 ローズキングダム 取消
2011年 レッドデイヴィス 9着 6番人気
2012年 トレイルブレイザー 13着 9番人気
2013年 ラブイズブーシェ 4着 12番人気
2014年 トーセンラー 8着 8番人気
2015年 騎乗馬無し
2016年 キタサンブラック ?? 1番人気?

 有馬記念といえば、オグリキャップと武豊騎手というくらい、ファンにとっては馴染み深いのだが、過去のデータを遡ってみると意外にも武豊騎手は相性が悪いレースであることが浮かび上がる。


武豊騎手有馬記念1番人気は9年ぶり7回目!過去2勝と相性悪く

 今年の有馬記念では武豊騎手はキタサンブラック騎乗で出走するが、ほぼ1番人気は確定的。そこで武豊騎手の有馬記念での騎乗成績データを探ってみたが、1番人気での出走はメイショウサムソン以来9年ぶり7回目。
 なお7回ある1番人気出走で、勝利したのはたった1度のみで、ディープインパクトでのもの。有馬記念勝利は意外にもオグリキャップとディープインパクトの2回のみで、武豊騎手としては相性の悪いG1。この過去5年での最高着順は2015年のキタサンブラックでの3着。



有馬記念は年度代表馬決定戦!勝てばキタサンブラックか

 2016年の年度代表馬争いだが、ここまでG1を複数勝っているモーリスとキタサンブラックに絞られたといってよい。先日モーリスが香港カップを圧倒的な強さで差し切り勝ちしたレースを見ると、もうモーリスで決定したかにも思えるが、キタサンブラックにもまだチャンスはある。モーリスは国内G1は1勝なのに対してキタサンブラックはすでに2勝。それも天皇賞春とジャパンカップという重要G1を制し、さらに京都大賞典も勝っている。これに加え年末のグランプリ有馬記念のタイトルが加われば互角以上と言えるだろう。
 年度代表馬はキタサンブラックが勝てばキタサンブラック、負ければモーリス、ということになるのではないだろうか。


キタサンブラック武豊に思わぬ刺客!ハナを譲らぬ逃げ馬出現

 3連勝で福島記念を制した逃げ馬マルターズアポジーが有馬記念に出走の構え。当初は中山金杯か京都金杯を目標にしていたが、いま絶好調の同馬になかなかないグランプリ出走の機会を与えたくなったのだろう。
 出走すれば同じく逃げ馬のキタサンブラック武豊騎手にとっては厄介な存在となる。マルターズアポジーはデビュー以来17戦一度も他の馬にハナを譲ったことがないくらいの生粋の逃げ馬でスピード能力も高い。キタサンブラックはジャパンカップを制したような得意の逃げは打てないことになる。もちろん京都大賞典のときのような2番手に控えての競馬もできないことはないが、マイペースではなくなり乗り方は当然難しくなる。
 因みにマルターズアポジーの父ゴスホークケンも暮れの朝日杯G1でまさかの逃げを打ち逃げきり勝ちした馬で、不気味な予感をさせる。2016年有馬記念はスタート直後のハナ争いから目が離せない注目のレースになる。





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