競馬ナンデの予想オッズのこだわり~実際のオッズを当てるために、あえて集合知によらない~

競馬ナンデの予想オッズ算出方法

 競馬ナンデの予想オッズの拘りは、専門の担当者が自らの知識と情報収集により、責任を持って、独自の判断で予想したものであることです。

 オッズの予想は集合知に馴染まず、むしろ専門家が様々な事情を考慮し、また長年競馬を見てきた者の勘も必要になるものと考えるからです。

 予想オッズというとnetkeibaが有名で、netkeibaはユーザー投票によって算出したものですが、このオッズが実際のオッズから大きく外れてしまう例を散見します。

 私達はこれはnetkeibaユーザーが自ずから抱えている特性によってバイアスが生じているからだと考えます。netkeibaのユーザーというのは、自ら競馬サイトに登録をしている時点で、一定程度競馬に対する意識が高い物の集合体になります。意識が高く、競馬知識が豊富な者の集合体は、実際の馬券購入者の集合体とは、競馬予想の質が大きく異なるため、両者の形成するオッズは全く違ったものになりがちです。


オークスでより近い予想オッズを出せた理由

 例えば、2017年のオークスに桜花賞馬レーヌミノルが出走し、実際のオッズは10.4倍となりましたが、netkeiba予想オッズは16倍としました。
 レーヌミノルは競馬知識を一定程度持った競馬ファンは、血統や体形から、2400mの距離に不安が大きいと判断し評価をしませんでした。
 しかし、一般の馬券購入者の集合体には、特にG1レースの場合には、多くのライト層が紛れ込むため、馬柱の成績や実績のみを参考にして評価する傾向が強まります。

 競馬ナンデでは、担当者がそういった事情まで考慮してオッズを予想するため、9.9倍とし、netkeibaより大きく近似した数値を予想できました。


予想オッズとは

 netkeibaの予想オッズは、競馬通が作ったオッズであるため、よりシビアで、正解に近いものであるということができると思います。レーヌミノルは16倍以下であれば馬券的妙味が望めない、危険性が高い馬であると考えるひとつの手がかりになると見ることもできるでしょう。馬券妙味を判断するためには有用かもしれません。
 ただ、実際のオッズを予想するという意味では大きな欠陥を抱えていると考えるため、競馬ナンデのオッズの方が優れていると自負しています。

 競馬ナンデでは、上記以外にも、ネット上でどれくらい話題になっているか、メディアの取り上げ方はどうか、POGや血統的な人気はどうか、といった事情を柔軟に考慮し、これからも実際のオッズの予想を当てにいくことに拘っていきたいと考えています。



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