阪神ジュベナイルフィリーズ2018に珍しい血統が集結...ルアーヴル・スーヴェニアコピー・ケンダルジャン

 クロノジェネシスの父バゴは、傾向が掴めない種牡馬。ビッグウィークのような菊花賞を勝つ長距離馬を出す一方、クリスマスのような生粋のスプリンターも出す。クロノジェネシスは中距離でキレッキレのパフォーマンスをしてきたが、マイルでハマるか、未知数ではあるが、それが面白いところ。

 プールヴィルは珍しいルアーヴル産駒。日本にはほとんど入ってきていないが、欧州ではアヴニールセルタンやラクレッソニエールといったフランスの牝馬二冠馬を出す一流種牡馬。母父のケンダルジャンも日本には馴染みがなく、これから繁殖牝馬としても楽しみな馬。

 トロシュナは兄姉がいずれも切れ者ぞろい。ベステゲシェンク、ロワアブソリュー、デアレガーロと末脚自慢ばかりで、この馬もどれくらい切れるのか見もの。母の父のスーヴェニアコピーという馬は馴染みのない血統だが、ニュージーランドトロフィーを勝ったシェイクハンドと同じ血統。ミスタープロスペクターの子で、スピードタイプなのだろうと予想がつく。


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