特に中長距離は低レベル化の懸念がある。
ジャパンカップ馬スワーヴリチャードは引退表明していないが、明けて6歳になる。アーモンドアイも、繁殖生活のことを考えると、長く現役を続けることは考えにくい。
残ったフィエールマン・ブラストワンピース・キセキが引っ張っていくことになると、この3頭は凱旋門賞で大敗という結果が出ている馬たちなのでワクワク感が感じられなくなることは否めない。
今年の3歳世代に期待したいところだが既にダービー馬ロジャーバローズは引退。ダノンキングリーはマイル路線にかじを切っている。そうなると俄然サートゥルナーリアに注目が集まる。ロードカナロア産駒ということで距離への不安が常に囁かれるが、この有馬記念を制することができれば全く話は違ってくる。来る2020年、王道の古馬中長距離路線を引っ張っていくんはサートゥルナーリアしかいない?
有馬記念 2023の詳細を見る