血統面、実績面から毎回何かと人気を集めるレゴラス。鞍上が両国特別を快勝した時と同じ藤田だけに、連勝でオープン入りと思われたが差し届かず惜敗。ファンの多くは「次こそ」と思う場面なのだろうが、常に人気を背負う割にあの勝ち味の遅さ。単勝馬券派の自分にはどうしても「いただけない馬」の１頭に映ってしまう。

勝ち味に遅いのは抜け出してソラをつかうから、というのはもはや有名な話。とはいえ、その気性を上回る脚力があれば、すでにどこかで何とかなっていても良いはず。それに、出世が遅れているのは気性だけが原因ではなく、むしろ、切れずバテずで脚の使い処が単純に難しい部分もあるから。

気性面に課題があって結果が出ないのも、ある種の能力不足。要は人気に見合わない素質馬の典型。次走には拘らず単勝馬券派としては慢性的な危険馬として取り上げたい。     
→次走危険馬:レゴラス  

７歳にもなって道中引っかかってんじゃねーよ！！

加藤師「直線が長すぎて我慢しきれない感じだった。能力は高いけど難しい気性だから、ゴール直前で抜け出すような良い乗り方をしてくれたが上手くいかなかった。息も上がっていないし、いつもの癖が出てしまった」

直線が長いとソラを使うようです。一人前じゃないクセに、年齢が上がってくると根気のなくなる、人間でもよくいるタイプか。イヤなことは短い（＝追い出しの短い）小回りのほうが向いてるみたい。
レースレベル：3
→次走狙い馬:レゴラス