先週は外差しが決まる馬場だったかが、同じＡコースにも関わらず、今週は内がかなり良いようだ。
　フラワーＣでは、インベタのからの差しを決めたミアネーロが１着。４レースの未勝利戦は内枠の２頭で決まった。

　実績からはウォーターリヒトだが、重賞連戦と前走の接戦でストレスと疲労が心配。少頭数でスロー必至で、影響は出にくいとは思うが、それはそれで集中力を生かしにくい環境でもある。内枠はプラスだが。

　注目はジュンゴールド。前走は外枠を引いてしまい。外々を回す競馬で集中力が切れた。今回は内枠を引き、馬混みに入れられるようならば、反発が期待できる。
　
　相手はチャンネルトンネル。前走、格下げステップで人気になり、パフォーマンスを落とした事を評価。格上げでのパフォーマンスアップに期待。

◎ジュンゴールド

(血統)
父エピファネイア
母父ゼンノロブロイ

(オプション)
内枠、「1800→2000→1800㍍」バウンド距離短縮。

　紫菊賞の逃げから闘志が前面に出たタイプかと思いきや、前走のコケ方を見る限り、明らかな集中力依存タイプ。外枠から外々を回る競馬を強要され気持ちが切れた。
　デビュー戦では内枠から、道中前にいる３頭が壁にし、勝負所では馬群を上手く捌いたように、ゴチャゴチャした環境に入れてやり、「苦境を乗り越えよう」という気持ちを刺激してやらないと走らないタイプだ。
　今回は最内枠を引き、且つ絶妙な体力補完も入る。改めて期待してみたい。

○チャンネルトンネル

(血統)
父グレーターロンドン
母父ヘンリーザナビゲーター

(オプション)
「１勝→Ｇ２」格上げ、「1600→1800㍍」距離延長、「先行→差し→先行」バウンド位置取りショック、生涯初重賞。

　特に前走は、最後の直線で前が開かない不利を食らうという内容で、今回に向けて最高のステップレースとなる。
　最後の最後に、猛烈な追い上げを見せたように、かなりしつこい競馬を見せた。
　前々走は好スタートも、絡まれ、外から被されと意外と厳しい内容。４角での手応えが怪しかったが、そこからの粘りが違っていた。勝馬は強力な逃げ馬で、力勝負に持ち込まれては力量差があったかな？ という内容だったがしぶとさは見せている。
　基本はキレは乏しいが、強い相手にも食い下がるタイプだろう。
　少頭数は基本向かないが、皐月賞の出走の権利が掛かった一戦で、相手が強化され、攻防はかなり熾烈になるはず。競馬の質的には向くとかんがえる。
03/17 04:20

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