スワーヴリチャード次走有馬記念2017の意味とは...デムーロ騎手の使い分けで有力馬回避も?

 スワーヴリチャードの次走が有馬記念と発表されたが、競馬ファンの多くは首を傾げたのではないだろうか。
 そもそも3歳馬のスワーヴリチャードが菊花賞を回避したのは、この馬がサウスポーで東京コースのG1ジャパンカップを使うためだったのではないのか。そのための叩き台のアルゼンチン共和国杯だったのではないのか。それがジャパンカップを目指すそぶりもなく早々と有馬記念出走表明。
 こう不自然だと、どうしてもデムーロ騎手に乗ってもらいたいがためのレース選択だと思われるのも無理はない。しかし有馬記念に向かったとしてもサトノクラウン、シュヴァルグランとバッティングする可能性が高い。そもそも競馬ファンからしてみれば、各馬がベストパフォーマンスを発揮してくれるレベルの高いレースを見たいのであり、それがデムーロ騎手の都合によって馬が分散するのであれば、損した気分になる。
 すでにキセキは国内専念と言っていたのを翻して香港ヴァーズ遠征を決めた。サトノクラウン、シュヴァルグランまで有馬記念回避となると年末のグランプリがかなり寂しいものになってしまうので何とかならないものだろうか。日本人騎手の奮起にも期待したい。


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