何より、牡馬に交じって天皇賞秋前哨戦を制したスマートレイアーとルージュバックが出走。さらには春に国際G1レースドバイターフを制したヴィブロスも出走。さらには宝塚記念3着など牡馬混合G1実績のあるミッキークイーンもここへ。
そして秋華賞1~3着馬、ディアドラ、リスグラシュー、モズカッチャンが勢ぞろい。ソウルスターリング以外の強い牝馬は全部揃ったということでこれは盛り上がりそうだ。
予想オッズ的には6強対決の様相。こうなると思い出されるのが今も語り草となっている2001年のエリザベス女王杯。オッズからも5強対決になったその5頭が、ゴール前で大激戦を繰り広げ、ハナ・ハナ・クビ・クビの写真判定でトゥザヴィクトリーが制した。このときの武豊騎手の絶妙な差し切りは、自身も強く記憶に残っている騎乗として挙げているほど。
今年のパートナー・スマートレイアーでは京都大賞典で内を突く神騎乗を見せている武豊騎手だが、今年はどんな技を見せてくれるか楽しみな一戦。
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