桜花賞2020・皐月賞2020今年はノーザンファーム一色じゃない!中小牧場応援派が楽しめるクラシックが来た

 昨年の3歳限定G1は7レース中6レースをノーザンファームが制した(日本ダービーのロジャーバローズのみ飛野牧場生産)。
 寡占状態極まれる昨今だが、今年はフェブラリーSを外国産のモズアスコットが制し、高松宮記念もケイアイファームのダノンスマッシュが有力。
 牡馬・牝馬クラシック路線も非社台牧場が盛り返しており、ノーザンファームは近年になく苦戦する春G1戦線になるかもしれない。
 
 桜花賞は特に非社台系が多く出走できそう。チューリップ賞1着のマルターズディオサが天羽禮治氏、2着のクラヴァシュドールが下河辺牧場。デアリングタクト=長谷川牧場、スマイルカナ=木田牧場、ヒルノマリブ=山岡ファームと、中小牧場が元気。
 皐月賞はなんといっても最有力コントレイルがノースヒルズ。ノースヒルズはコルテジアも送り込む。クリスタルブラックの大狩部牧場は初めてのG1出走に夢を賭ける。ビターエンダーは桜井牧場、ブラックホールは杵臼牧場の生産。


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