寡占状態極まれる昨今だが、今年はフェブラリーSを外国産のモズアスコットが制し、高松宮記念もケイアイファームのダノンスマッシュが有力。
牡馬・牝馬クラシック路線も非社台牧場が盛り返しており、ノーザンファームは近年になく苦戦する春G1戦線になるかもしれない。
桜花賞は特に非社台系が多く出走できそう。チューリップ賞1着のマルターズディオサが天羽禮治氏、2着のクラヴァシュドールが下河辺牧場。デアリングタクト=長谷川牧場、スマイルカナ=木田牧場、ヒルノマリブ=山岡ファームと、中小牧場が元気。
皐月賞はなんといっても最有力コントレイルがノースヒルズ。ノースヒルズはコルテジアも送り込む。クリスタルブラックの大狩部牧場は初めてのG1出走に夢を賭ける。ビターエンダーは桜井牧場、ブラックホールは杵臼牧場の生産。
皐月賞 2023の詳細を見る