『ミホノブルボン』『ヤマニンゼファーVSセキテイリュオー』『トウカイテイオー』『オグリキャップ』

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いやさ
どうも最近名勝負とか言うと 「天皇賞のダイワスカーレットVSウオッカ」とか絶対出るし
ベストパフォーマンスとか言うと 「天皇賞のディープインパクト」とか出るわけ

いやいや
その前にも名勝負もベストパフォーマンスもいろいろ存在するわけで ここは刷新つーか、ま~かつてもこんなすごいレースで盛り上がったじゃん とかいう愚痴をしてみたい

第一章
「ミホノブルボンの日本ダービー」


いろいろなとこで日本ダービーのベストパフォーマンスはディープインパクトだ
とかいろいろ言われてますが(実際、多分今年の日本ダービープレミアムはディープインパクトと確信してるけどさ)、いやいやそんなことはない
ミホノブルボンの日本ダービーこそが最高のパフォーマンスじゃね?つーテーゼを送りたい
そもそも追い込みでダービー勝つことなんか別に大して珍しくもない
ナリタブライアンだってやったし、スペシャルウィークやタニノギムレットだって すごかったから、ディープインパクトが最高なんて錯覚だ
そんなんよりもダービー史上で1番人気で逃げて勝ったのが平成以降でミホノブルボンしかいないことに気付きましょうよ
そりゃミホノブルボンのダービーで強いのなんてライスシャワーくらいしかいないだろ とか言われたらおしまいだけど、ディープインパクトのダービーなんて ライスシャワークラスすらいない始末だし、相手なんかどうでもいい
レースで一番強いのはテンからゴールまで先頭にいる奴というのは常識 ミホノブルボンの日本ダービーというのはレースの理想形なんですよ

第二章
「ヤマニンゼファーVSセキテイリュウオーの天皇賞」


最近のファンで先生と勝春がG1で一騎打ちしてたとか聞いたら 絶対「嘘だろ」と言うことは必定だが 実はこの年はこんな「嘘だろ」が実現しちまった
しかも伝統の天皇賞でですぜ
つーか今でこそ信じられないけど先生って一応天皇賞二回も勝ってるんですぜ
本当今考えると「ドリームワールド」みたいな天皇賞ですぜ
確かこの年は勝春はセキテイリュウオーが絶対勝つと信じてて 初G1タイトルをくれたヤマニンゼファーに競り負けた時は 思わず泣いちまったんですね
つーか今でこそ勝春って最近仙人みたいになっちまったけど 若い頃はマジで勝負してたんですね
レースの方は観ての通りでセキテイリュウオーを完封したヤマニンゼファーが 天皇賞を勝ってこの年安田記念と天皇賞の二つのタイトルで年度代表馬の権利を持ってたのに年度代表馬になったのはクラシック一冠しか取ってないビワハヤヒデでした
08年のウオッカも安田記念と天皇賞の二つのタイトルしか獲ってなく ヤマニンゼファーと一緒だったのになぜにウオッカだけは年度代表になっちまうのかね 所詮記者なんかこんな連中しかいないんですよ
だからJRA賞の権威は落ちる一方だし
つーかいい加減エルコンドルパサーの殿堂入りしろっつーの
ともかくこの天皇賞も名勝負です

第三章
「エアグルーヴVSバブルガムフェローの天皇賞」


確かにダイワとウオッカの天皇賞は名勝負だと認めます
でもこっちだってすごいだろ
つーか質だったらこっちの方が上なんじゃねーの?
エアグルーヴはウオッカと違って単なる東京巧者ではなく
阪神でも中山でもコンスタントに上位に来ちまうすごい名牝でした
しかもこいつのすごいところは最盛期の過ぎた5歳のJCで
エルコンドルパサーに食らいつき、スペシャルウィークを完封しちまってるんですね
今でもウオッカよりはエアグルーヴの方が強いと思いますね
(ちなみにこの天皇賞の時はヒシアマゾンが最強の名牝だと信じてて
エアグルーヴが何だってんだとか愚痴ってました)
しかしバブルガムフェローってこの次のJCでもエアグルーヴに完敗して
引退して、エアのオーナーさんからエアグルーヴに完敗したバブルとは絶対に
繁殖で付けないとか言ってたんですね
バブルガムフェローは男を下げてしまった
(本当はバブルガムフェローって当時珍しい3歳で天皇賞秋を勝ったすごい奴だったのに)

第四章
「トウカイテイオーのジャパンカップ」


今でこそ日本勢が勝つのが当たり前のジャパンカップ
でもこの時代は全く日本勢が勝てず
シンボリルドルフ以来日本勢でジャパンカップを勝ったのが
息子のトウカイテイオーだったというロマンス
しかも、この年のジャパンカップはハイレベルで
豪州のダービー王者ナチュラリズムに
ディアドクター、翌年にJCを勝つレガシーワールド
欧州の三つのオークスを勝ったユーザーフレンドリー
日本でおなじみにドクターディヴィアスとかも出走してて
日本の総大将トウカイテイオーも単で10倍台の4番人気だったんですね
この時のジャパンカップは欧州勢が本当にすごかったな
今年のJCもこれくらいの欧州勢連れて来いよJRAさん

第五章
「サクラチヨノオーの日本ダービー」


毒舌の勝太郎先生が小島太を褒めたレース
つーかこれ直線絶対サクラチヨノオー負けると思うね
今観ても ここから盛り返すって今の日本ダービーじゃない光景だ
最近の日本ダービーって差されたらそこまでだしさ
いや、地味だけどいいレースだってさ
太一も親父みたいに一回くらいG1勝つ時来るのかね~

第六章
「オグリキャップのマイルCS、ジャパンカップ」


オグリキャップって引退グランプリで有名だけど
レースの質だったら絶対この2レースが上
だってそもそもこの4歳時のローテ今やったら絶対
ボロクソ言われると思うしさ

4歳時のローテ
オールカマー 1着

毎日王冠 1着

天皇賞 2着

マイルCS 1着

ジャパンカップ2着

いやさ
なんで天皇賞の前に二回もレースするんだよ
しかも毎日王冠ってかなりタフなレースだったんですぜ
それで天皇賞で2着して、今の常識なら
次一回使って年内おしまいなのに
G13走もしてるしね
しかもマイルCS→ジャパンカップなんか連闘ってバカじゃねーの
しかしオグリキャップのすごいところは
マイルCSで安田記念バンブーメモリーを完封して
ジャパンカップでホーリックスとタイム差なしのレコード決着と来た
オグリキャップはすごい
そしてオーナーはバカ

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コメント(9)

オグリが怪物と言われた由縁ですね。
ディープインパクトのような一頭抜けたレースに人は強さを感じやすいですが、マッチレース的になる方がホントは記憶に残るし盛り上がります。
1頭なら逃げまくったアイネスフウジンが印象強いかな。
それにヤネの心情的な部分がわかっていてのナカノコールは
いいもんでした。ファンも捨てたもんじゃないね、あのときは。

たしか、あの時のオグリはオーナーの脱税問題とかで、巨額でトレードされてたんですよね。

トレードマネーを回収するためのハードスケジュールでした。

クラッシック未登録の件といい、オグリは人に恵まれなかった馬という印象がありましたね。

ところで、オグリの本に、私の母の本家筋の牧場主がオグリの父、ダンシングキャップを買ってきた人物として出てきます。

あの牧場も倒産し、今はマイネルの育成牧場になっています。

オグリは、たしかあの時はオーナーの脱税問題で巨額でトレードされていたんですよね。

それでトレードマネーを回収するためのハードスケジュールだったと記憶しています。

クラシックの未登録とか、当時、オグリは人に恵まれなかった馬という印象がありましたね。

ところで、オグリの本(「銀色の夢」というタイトルだったか?)に、私の母の本家筋の牧場主が、オグリの父、ダンシングキャップを買ってきた人物として登場しています。

この牧場も息子の代になって倒産して、今はマイネルの育成牧場になっています。

諸行無常、盛者必衰…。

オグリは最強論ではなかなか出てこないですけど
実は負かしてる相手はかなりのものなんですよね
タマモクロス、サッカーボーイ、スーパークリーク、イナリワン
バンブーメモリー

当時の傑出した逸材を完封した強さは
本物だと思うんですけどね

おお!
ダンシングキャップをですか
そりゃ思わぬところですごい方もいるんですね

しかし、ダンシングキャップからオグリキャップ
が出ると持ってきた方はの喜びは格別でしょうね

本のタイトルは「銀の夢 オグリキャップに賭けた人々」渡瀬夏彦著でした。

オグリが走り出した時、ダンシングキャップはもういなかったんですよね。
本の中でも「寿命だとは思っていない」と述べており、いかにも無念だったことが読み取れます。

ライバルだったスーパークリークの父、ノーアテーションもこの牧場主(静内の稗田牧場、稗田実)が導入した馬ですね。

一点豪華主義とでもいいましょうか。一頭だけすごい馬が出ています。

この牧場は、もともとはトサミドリで成功した牧場で、牝馬で天皇賞(秋)、有馬記念を連覇したガーネットが代表産駒です。

ガーネットの系統は今も残っていて、最近ではメイショウサムソンが出ています。

その後は種牡馬ビジネスに力をいれ、ファバージが代表馬です。他にスプリンター系種牡馬のサミーディビスがいます。

本には「今までに見た馬ですばらしいと思ったのはニジンスキーとダンシングキャップの2頭だ」という発言もあります。
さすがにニジンシキーは買えなかったようですが。

ニジンスキーといえば、吉田善哉氏にもエピソードがあります。
カナダの牧場を訪れた際、一頭の仔馬を勧められ、「カナダ辺りまで来て勧められた馬を全部買っていたらお金がいくらあっても足りない」と断ったところ、この仔馬が後のニジンスキーで、そのことが相当悔しかったのか、ノーザンダンサーの仔馬を買うようにと照哉氏に指示を出して購入したのがノーザンテーストです。
 

ニジンスキー産駒全盛期のころのことは知りませんが
かつて安藤勝己がニジンスキー産駒のヤマニンスキーに騎乗した時に
陣営から「ニジンスキーの子供に乗るなんて滅多にないことだぞ」
と言われたみたいですね
安藤勝己自身は別にニジンスキー産駒だから何だって感じみたいですが

それだけ関係者にとってはニジンスキーというのは特別だったんでしょうね

ゼファーとリュオーの叩きあいは競馬を真剣に初めたころだったのでかなり記憶に残ってます。

まあウオッカVSダイワの天皇賞も名勝負っていえばそうなんだろうけどね

天皇賞秋は名勝負の宝庫っすね

反対に最近春の方は名勝負ないな~

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