2008年12月アーカイブ

<競馬のIT革命や!>ブエナビスタ2.2倍の人気に応え阪神JF圧勝 <競馬ナンデ予想論壇の可能性>

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ここのところなんとなく
競馬界が盛り上がりに欠けているという印象があったのは、
圧倒的に強い馬がいなかったからかもしれない。
秋の天皇賞も盛り上がったとはいえ、
大接戦の競馬。

阪神JFはブエナビスタが着差以上の強さで大楽勝。
GⅠレースでこれだけ圧倒的に力の差を見せつける競馬になったのは久し振り。


ディープインパクト以来のことだろう。


ところで、
私がその勝ち方以上に、
何より驚いたのは単勝2.2倍のオッズ。


ブエナビスタがいくら評判馬だと言ったって、
この前未勝利を勝ったばかり。
2勝した馬、3勝した馬、重賞を勝った馬がゴロゴロいるGⅠレースで、
1勝馬を買うことは少しの勇気がいることだし。
ましてや2.2倍という圧倒的一番人気に推すということは、、
以前なら考えられなかったことのように思える。


思うに。

ブエナビスタの強さというものが、
一般ファンにも遍く伝わり切るほどに、
情報伝達手段が発達した。

未勝利戦であっても、
その内容の強さを推し量って分析しうるほどに、
予想技術が発達した。

ということなのではないだろうか。


以前から競馬の予想法に関しては
世界一のレベルと言われる日本の競馬ファンだが、
さらにその目が肥えてきたことののではないか。

競馬ナンデは、
一般競馬ファンの予想レベルの高さを前提として、
一般競馬ファンにこそ予想・回顧を堂々と発表してほしいとの理念の下に運用している。

正直ブエナビスタを2.2倍にされてしまうなんて、
馬券的には美味しくないが、
きっとハイレベルな競馬ファンはたくさんいる。
もっともっと競馬ナンデに集まっていただいて、
予想論壇を普及させなければと気持ちを新たにした。

安藤美姫的ダート馬・レディルージュの出番だ!~グランプリファイナルと阪神JF(ジュベナイルフィリーズ)の間~

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アクセルとルッツとループとサルコウとフリップとトウループと・・・

どう違うんだろう?


的な疑問が頭をかすめた人が続出したであろう今夜。

私はアクセルだけはわかるようになりました。
前を向いて踏み切るから、大変なんですね。


ところで、
競馬バカの恐ろしいところは、
フィギュアスケートを観戦しながらも、
机には競馬新聞を広げているものだから、
頭は半分明日の阪神JFに行ってしまっている・・・


キム・ヨナは安定感があって非の打ちどころがない、
ブエナビスタだな。


安藤美姫は力強くてダートの方がいいんじゃないか?
レディルージュだな。


ジョアニー・ロシェットは・・・・
ヒシアマゾンにしか見えないなこりゃ。。


などと愚にもつかないことを考えてしまうわけです。


浅田真央はというと、、

ジェルミナルだと思う。


素人目にも、浅田真央は、手脚が長くて、流麗で、美しく見えるが。
阪神JFのメンバーの中で最も、流麗で、優雅で、美しく、飛ぶように走るのが、

ジェルミナル。

フィギュアのジャンプの種類は分からないけれど、
競馬バカは明日のG1出走馬のフットワークは完璧にチェックしているのです。



ただ、これほど美しく飛ぶように走るジェルミナルには、
今の阪神競馬場のパワーの要る馬場はかわいそう。
ましてや明日は雨もパラつくようで・・
明日に限っては安藤美姫、もとい、
◎レディルージュのほうがいいのではないかと。。


×ジェルミナルの名前の由来は
フランス革命暦で、桜花賞のころを指すのだそうだ。
桜花賞では、
軽い馬場で、スピードを活かせるような競馬をさせてあがられるとよいのだが。

【2008年阪神JF】阪神JF・朝日杯FSにもトライアルレースと優先出走権を!【ブエナビスタが除外?】

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ブエナビスタ
ミクロコスモス
ワイドサファイア
チャームポット


今年2008年の阪神ジュベナイルフィリーズの特徴は、
有力馬が軒並み本賞金400万円だということだ。

上に挙げた有力馬は全て除外される可能性がある。

もしこれらが全て除外されたら、
だいぶ寒くなること間違いなし。。


少なくとも上記のうち半分は抽選を通ることを祈るのみである。


そもそも、
2歳戦のこの時期までに2勝を挙げておけ、
というのは、
いくら素質のある馬であっても、
なかなか難しいことである。
まだ完成途上の2歳馬だからこそ、
ちょっとしたことで勝てるはずのレースを取りこぼすことというのも多いからだ。
過去を遡っても、
トールポピー、ウオッカ、エイシンプレストン、メジロベイリー、アイネスフウジン
といった名馬たちがいずれも1勝馬の身で2歳チャンプの座についており、
これらがすべて除外される可能性を秘めていたと思うと、
ちょっと恐ろしい。


ところで、
先日JRAが発表した来年の事業計画案には、
「朝日杯FS・阪神JFの2週前に特別登録を受け付ける」
という改革が盛り込まれている。

近代競馬では、2歳戦が重視されるようになってきたことに伴って、
2歳チャンピオン決定戦をより権威あるものにしていこう、
という理念の現れだろう。

とすれば、ちゃんとした出走メンバーの確保が何よりも大事。
そこで、


ファンタジーSをトライアルレースとして位置付けて、
3着まで(あるいは4着まで)に優先出走権を与えるべきではないだろうか。



今年はファンタジーS3着のアディアフォーンがその後に500万下を勝っているから、これによる恩恵を被る対象はなかったことになるが、
仮にもしそのようなトライアル制度があったならば、
アディアフォーンはファンタジーSの後にわざわざ500万下を使っただろうか?
馬にとって成長期である2歳時に無理に出走回数を増やすことは避けるべきことであろうし、
トライアル制度を設けて悪いことは何もないように思える。

この際、デイリー杯2歳S・京王杯2歳S・東京スポーツ杯2歳Sも同様に、
トライアルレースとして位置づけてしまってよいのではないだろうか?

【JCダート招待馬】「ティンカップチャリス?悪い冗談だろ?」 ~ダート競馬よどこへ~

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ティンカップチャリスの調教師は、
JRAからジャパンカップダートへの招待状が届いたとき、

「悪い冗談だろ?」

と思ったのだそうだ。


その通り。
これはある意味「悪い冗談」には違いない。


ティンカップチャリスは9戦8勝とは言われているが、
その戦績は日本でいうところの地方競馬でのもの。
荒尾競馬の雄キサスキサスキサスのところに、
香港の国際競走から招待状が届くようなものかもしれない。(言いすぎか・・)


それほどにJRAはジャパンカップダートの招待馬確保に汲々としている。


今週号の競馬ブックに、
「曲がり角のダート競馬」
と題した野元賢一氏のコラムが掲載されていた。


米国では議会の決定を受けて、
全国的にオールウェザートラックへの変更が相次いでいるという。
今年のブリーダーズカップクラシックもオールウェザーで行われ、
米国最強馬カーリンが欧州馬達によもやの惨敗を喫したほどだった。

ただでさえ米国よりも重い「砂」馬場で施行している日本のダート競馬など、
どこへ向かおうとしているのか、
全くわからない状況になってしまっている。


とはいえ、もしJRAがオールウェザー化を進めたとしても、
地方競馬の懐事情からすれば、
地方競馬はそれに追随することはできないだろう。
地方と中央が断絶すれば、
地方競馬はますます苦しくなるだろうし。
日本ではやっと最近になってダート競走の全国的なレース体系が出来上がってきたところであって、
そのダート競馬を、この段になっていきなり捨てるなどということは
土台現実的でないように思える。

とすれば、オールウェザー化した米国からまともな招待馬呼ぶことなど、ますます叶わぬこととなるだろうし。

結局のところ"ダート競馬"は、
極東の狭い島国だけで行われる"珍しい競馬"になり下がってしまうのだろうか・・・

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