2008年6月アーカイブ

【マーメイドS】ベッラレイアと秋山真一郎とナリタトップロードと渡辺薫彦のこと

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去年のオークス、
僕はテレビの前で、1頭の馬と1人の騎手だけを見ていた。

49.jpg握り締めるのは自信の1点勝負、
ベッラレイア=秋山真一郎の単勝1万円。

ナリタトップロード=渡辺薫彦のコンビが好きだった僕は、
当然その娘ベッラレイア=秋山真一郎も好きだった。
ベッラレイアは、父ナリタトップロードと同じように、
鞍上に初めてのGⅠをプレゼントするため、秋山を男にするため懸命に走ってオークスに駒を進めた。

<ベッラレイアと、その外から迫るローブデコルテ>


父と同じように大きなフットワークで不器用そうに走るベッラレイア。
ダービーのときのナリタトップロード=渡辺と同じように、
ベッラレイア=秋山は直線半ばで満を持して抜け出し、
先頭に立った。
さらに強く馬券を握り締める。


「よし!そのまま!秋山!ベッラレイア・・・あ!?」



ゴールの瞬間、外から1頭飛んでくる馬がいた。・・・ローブデコルテ!
そして写真判定の結果は・・


競馬好き度ナンバーワンの荘司典子さんは、"奇跡の女性競馬キャスター"

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競馬番組の女性キャスター、今ではけっこうたくさんの方がいらっしゃいます。
中でも、僕は荘司典子さん(グリーンチャンネル、日曜午後)が大好きです。


とブログでいきなり告白とかして何事だ、と思われるかもしれませんがちょっと待ってください。ちゃんと理由があるのです。


グリーンチャンネルでも、フジテレビでも、色んな方がキャスターをやりますが、
女性の場合は、最初は競馬のことを知らなくても当然です。
でもしばらく番組を見ていると、次第に2つに分かれていきます。
「あ。この人ほんとに競馬が好きになってきたみたい。」
というタイプと、
「うーん。この人は楽しそうにやってはいるけれど、やっぱり、あくまでも仕事だからやっているんだろうなあ。」
というタイプと。


当たり前ですが、競馬番組の視聴者の大半は競馬ファンです。
自分が好きな競馬のことですから、それはもう敏感に嗅ぎ分けるものです。ブラウン管の中の人が競馬好きなのか、そうでもないのか、ということを。

P6090356.JPG

で、「あ。この人ほんとに競馬好きなんだな」と感じるときは、とても嬉しくなり、好感を持ってしまいます。
中継を見るのが楽しくなります。
やっぱり自分が好きな競馬を、同じように好きでいてくれるというのは、すごく大事なことだと思うのです。
テレビ画面を隔てていても、楽しさを分かち合える、感動を分かち合える存在かどうかは大事だと思うのです。

<平日の昼間から船橋に来てしまう競馬好きな方々>


でもこれってそう簡単なことじゃないんではないでしょうか。


横尾博之さんと船橋競馬場へ行くの巻 ~ゴーカイ産駒は馬券に絡まず~

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先日、横尾博之さんと船橋競馬をご一緒させていただきました。

P6090367.JPG      <5番アルファエディーは、バンブーアトラス×サクラショウリという古式ゆかしい血統>

グリーンチャンネルをある程度前から見ている方ならご存知のはず。
以前競馬中継のキャスターを、桂木美和さんと一緒にやっていらした方です。


競馬に関わる仕事をさせてもらうようになって、何より嬉しいことが、
今までテレビで見てた競馬業界の方と会ってお話させていただく機会ができたことです。
横尾さんもかなりの競馬好き、馬好きな方で、
それにかけては僕も共通!
ということで気持ちが通じて、今回船橋に連れて行っていただけることになった、のだろうととても嬉しかったです



「日本にいたことのある馬」カジノドライヴの果敢なBC挑戦と、コスモバルクの共通項

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競馬ナンデ 予想回顧アーカイブス(http://www.keibanande.net/
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カジノ11日帰国、BCで雪辱へ9月再渡米
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080611-00000050-spn-spo



カジノドライヴのベルモントS回避で、
なんとも言えない虚脱感に見舞われてしまった競馬ファンが多かったと思う。


そのカジノドライヴが今度はブリーダーズカップに向かうとのこと。
ステップレースもあちらのグッドウッドSというところを使うのだそうだ。


「夢を諦めない!果敢な挑戦!」


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であることに違いはないのだが、
競馬ファンにとってただただ嬉しいニュースとは思われない。
なんだか釈然としない。手放しでは喜べない。
個人的にはなんとなく冷ややかに受け止めてしまっている。









4年前にコスモバルクフィーバーが起こったとき、
野元賢一氏が「あれは地方馬なんだろうか?」と疑問を投げかけていたことを思い出すのだ。





<地方競馬界のヒーロー? コスモバルク by Deliberation>




カジノドライヴのベルモントS回避と"安田記念の奇跡性"

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カジノドライヴ、挫石でベルモントSを回避、帰国。今後はブリーダーズCを目標。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080608-00000009-kiba-horse


朝、早起きをしなかった。

なかったことにしたかった。

もう何も書きたくなかった。



カジノドライヴは2度しか走ったことないような過保護な育て方をした馬だから弱いんだ。
とか
調整過程がだめだったんだ。
とか
ビッグブラウンは裂蹄でも走ったんだから、カジノドライヴも石踏んだくらいで休むんじゃねえ。
とか


言うつもりはありません。

ただただ残念でした。
何も言うことが見当たりません。


不運でした。                                                           <奇跡の末脚、スズカフェニックス>
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ああでも・・


【ユニコーンS】ドリームシグナル "ホクトスルタンの弟は器用貧乏な高橋慶彦?"

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         <by Deliberation>
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目黒記念馬ホクトスルタンに種違いの弟の存在が発覚!


って普通の競馬ファンの方はそんなのとっくに知っていたんでしょうね。。
なんと最近になって気付きました。
あれだけスルタンスルタン言っておきながら、お恥ずかしい。


でもやはり気付きにくいですよ。
ホクトスルタンとドリームシグナルではイメージががらっと違いすぎますもの。


メジロマックイーンとアグネスデジタルですものね。そりゃあ全然違って当然です。


ベルモントS カジノドライヴはビッグブラウンに勝って当然!?

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ベルモントSが近づいてきました。


カジノドライヴなんて、日本では1回しか走っていない馬。
ディープインパクトのように、日本で大活躍したお馴染みの馬が海外に進出したわけではありません。

ディープインパクトがイチローなら、
いわばカジノドライヴはマック鈴木みたいなもの(古い?)です。
高校野球からいきなりメジャーに行ってしまったようなものです。


それでもカジノドライヴへの期待が集まっています。
テレビでは見かけたことないものの、スポーツ新聞では連日報道されているようですね。


この過熱ぶりは、ひとつには、
アメリカに最強馬ビッグブラウンがいて、無敗の三冠をかけてベルモントSに出走する。
そこに日本から来た超大物カジノドライヴが挑戦するという劇的な構図が助けているように思います。

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             <日本から挑戦する、カジノドライヴ                          by Deliberation>
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<無敗の三冠がかかるビッグブラウン>


でもぼくはある意味、「カジノドライヴは勝って当然かな」、と思ってます。


理由は、、

ホクトスルタン 目黒記念を"絶対的逃げ切り勝ち"

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ホクトスルタンの目黒記念は非常に強い内容でした。


淀みないペースで逃げて、上がりも48.3-36.3というのは、
全馬力を出し切ったレースだったはずです。
これは絶対的な強さだと思います。



自分でペースを作り、自分でレースを決めに行って、勝つ。
このレースをもし何回繰り返してやったとしても、勝つのはホクトスルタンでしょう。
仕掛けるタイミングが巧くいったとか、後続馬がモタモタしたとかで、
たまたまゴール板を通り過ぎるときに1番だったというのではない。
何にも恵まれていない。
そういうのを僕は「絶対的な勝利」と呼びます。
(例えばタップダンスシチーの勝った宝塚記念がそうでした。)



「ダービーポジション」 松田国英理論との符合?

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ちょっと遅くなってしまいましたが、
日本ダービーが終わっての雑感を書き留めておこうと思います。

331.jpg











(松田国英厩舎は、
今年も有力馬ブラックシェルを送り込み、
不利がなければあわやの3着だった。
Photo Data:(C)Turf pieces)











今年はNHKマイルの1、2着馬が1、3着になりました。
ブラックシェルの武豊騎手が大きな不利を受けたと憤っていたので、それがなければ1、2着だったかもしれません。


「競馬の基本はマイルだ」


と言われます。
確かに、ナリタブライアン・グラスワンダー・エルコンドルパサーなど、マイルで圧倒的に強かった馬は、クラシックディスタンスでも非常に競馬を見せることがとても多く。
その通りなんだろうなあと、ぼくは思っています。


ただ、それにしたって1600のGⅠを走って中2週で2400のGⅠというのは、
ひと昔前であれば考えられなかったことのように思います。
そして、そのローテーションがキングカメハメハ、タニノギムレットなども含め、総じて成功しているように感じる。
これはどういうことなんでしょうか。




サブジェクト 新馬戦で見せた戦慄の脚をもう一度!

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今年のダービー、馬場も展開も読めず、ぼくは予想しあぐねていた。
そんな時は人に聞いてみるものである。
大学の先輩のキメラさんに聞いてみた。
すると彼はスンナリとこう答えた。
「ブラックシェル。今まで見てきて、強いなー、と思ったのはこの馬だけだから。福寿草特別は強かった!」



なるほど!わかりやすい。


競馬ファンは、ダービーが終わると、またその次のダービーを勝つ馬を探し始めるもの。
JRAのレース番組も、ダービーが終わると、次の週から次の世代の新馬戦が始まるようになってきた。

そうか。ぼくもどうせ予想してもわからないんだから、
この1年競馬を見てきて、
「強いなー」
と感じたことのある馬を買おう!
悔いの残らぬよう。

11515709.jpg







その馬の名は、
「サブジェクト」
ブービー人気の馬である。

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