2009年6月アーカイブ

競馬ナンデとはなにか?2 ~掲示板・ブログでの経験から生まれた競馬予想コミュニティ~

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競馬をある程度知ってくると、さらに、もっと深く知りたくなってくる。
それほどに競馬は奥深いものであり、心を惹きつけて止まないものです。

自分なりの競馬の予想スタイルを確立してくると、
「さらに多くの知識が得たい」「他の理論・考え方による刺激が欲しい」といった気持ちにが沸いてきます。
自分の理論を整理し、さらに高めていきたくなるものではないでしょうか。

少なくとも私はそうでした。

そこで私は多くの猛者たちが集う、巨大掲示板に自分の予想を投稿してみることにしました。
書きまくりました。こういう考え方に間違いはないか、自分は正しいだろうか、問うてみるつもりでした。
しかし、まず最初に言われるのは・・・
「長文うざい」

そうなのです。
いわゆる掲示板というところは、長文うざいのです。
失礼いたしました。
掲示板というのはみんなで作り上げていくものであり、流れがあり、
縦にずるずるっと読み流すものであり、
一人の人間がその場を自由に使って意見表明したりするような場ではないからなのだと思います。


では次に、
自分で自分の好きなように予想を書きまくってやろうと、
ブログを作りました。
ここなら誰にも文句は言われまい。書きまくりました。
誰にも「長文うざい」などとは言われません。筆が進みます。
しかし、途中でふと立ち止まってしまいました。
「これ、誰が読んでくれているのだろうか?」

そりゃそうです。
普通の競馬ファンが人知れずブログを始めたところで、誰もそんなことは知りません。
それを多くの競馬ファンに知らせるというのは大変なことです。
これは競馬ナンデを始めてから理解したことでもありますが、
日本に恐らく数兆とあるWEBサイトの中で、自分のサイトに目を向けさせるということは、
並大抵の努力ではできません。
努力とお金と時間と様々な助けを得なければできることではないのです。

誰からも反応が無ければ、書いていても虚しさが募る一方です。
結局ブログも続かなくなってしまいました。


じゃあしょうがない!
掲示板でもブログでもない、新たなメディアを作ろう。作るしかない。
そこで作ったのが、「予想コミュニティー」競馬ナンデです。

競馬ナンデは、その根拠を大切にするというコンセプトからして、長文大歓迎です。
書けば書くほど喜ばれます。拍手されます。
そして、多くの方のご協力のおかげさまで、
今では月間50万PVに達しました。
数千人の競馬ファンたちが予想を見ており、コメントや拍手が寄せられ、
そこから多くの気付きを得ることもできます。
さらには個人的にメールを送り合ったり、チャットで意見交換することまでできます。

ただ、競馬ナンデもまだ始まって1年ほど。
これからますます多くの方にご利用していただき、もっと機能も充実させ、
より多くを学び合える場にしていきたいと思っています。

もしも趣旨にご賛同いただけたら、より良い予想コミュニティーへの発展のために、お力を貸していただけないでしょうか?

競馬ナンデとはなにか?~競馬新聞への疑問から、競馬予想のもやもやを解消~

競馬新聞を読んでいると、ときおり、

「ん?なんでこんな馬に◎打ってるんだ?」

ということがありませんか?
近走2桁着順続き、調教内容も冴えない感じ、もう8歳馬、そんな馬になぜ?
ということがたまにあります。

そんなとき、「なんで?」と理由を知りたくなるのは、人間にとってごく自然な衝動だと私は思います。
だから私たちは、その理由を探します。競馬新聞を隅から隅まで見渡して、その根拠を探すのです。

しかし、残念ながら競馬新聞には、「根拠」は載っていません。
ちょっと言いすぎました。
90%くらいの確率で載っていません。
予想印(=結論)に対して、その根拠を書いているのは、10個印があったらそのうちの1個、
本紙記者の書いたものくらいでしょう。
しかも、その根拠も50字程度が精一杯です。
メインレースに限っては数百字の見解が載ることがありますが、
残りのレースの印にはほとんど根拠は書かれていないといってよいでしょう。

よって、私たちは競馬新聞を読むとき、
非常に高い確率で、もやもやを抱えます。
「なんかよくわからないけど、この馬怖い存在らしいなあ。どうしたものか...。理由を教えてくれればいいのに...。」





競馬ナンデの趣旨はシンプルです。
「そういったもやもやを解消する。」
のです。



競馬ナンデ上の全ての印は、クリックすることができ、
その飛び先には、その根拠が延々と書いてあります。
いやになるくらい、数千字に渡って書いてあることもあるでしょう。
そこには、書き手の熱い思考が込められています。

しかし、私はそれが自然だと思うのです。
それこそが読み手の求めるものであり、
それこそが書き手の責任であり、
メディアとしての誠実さであり、
ひいては、本来の競馬の楽しみ方だと思うのです。


競馬ナンデはそういう意味で、普通のこと、自然なことをやって、
競馬予想をより一層面白いものにしていきたいと思っています。
競馬新聞には紙幅の制限があるのに対し、
WEBには無限の容量があるため、
その自然なことを、自然に実現できたのです。


「なんでだろう?
 なるほど。
 そういう考え方もあるのか。」
読み手は納得した上で、自分の予想の参考にすることができる。
やっていることはシンプルですが、
それによって、競馬予想のより奥深いところを、楽しんでいただきたく思っています。

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