雨とローゼンクロイツとアストンマーチャンと"競馬愛"

 買い目情報

このところ週末というと雨。梅雨は競馬人間にとっても憂鬱な季節である。
「最近、雨ばっかりで、いやになるねえ」
「こんな雨のひどいときにも、競馬ってやるの?」
ある日、競馬のことを全然知らない友人との会話。


「やるよ。競馬はよほどのことがない限りね。」
「お馬さんも大変だねえ」
「そうね。予想する方も大変だけどね。雨が得意な馬も、雨が苦手な馬もいるから。」

雨が大嫌いだったローゼンクロイツのことや、土砂降りのスプリンターズSをすいすいと逃げ切ったアストンマーチャンのことを、思い出していた。
そのいずれもがもうこの世にないというのは、いまだもって信じ難いが・・

「例えばこう、飛ぶように走る馬は滑ってしまうんだけど、ちょこまか走る馬はむしろ走りやすいとか、まあ色々あるんだよ」
「へえ。かわいいもんだねえ。いろんな走り方の馬がいるんだねえ」

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<土砂降りのスプリンターズSを泳ぐように逃げ切った
  アストンマーチャンの姿を、競馬ファンは忘れないだろう>


なるほど。
そのときこんなことに気付いた。


競馬のことをよく知らない人からすれば、
馬なんて、白いか黒いかくらいで、あとはみんな同じようにしか見えていないのだろう。

でも実際は、
馬にはいろんな特徴がある。

流星のある馬、脚の短いうま、顔の大きい馬、
おとなしい馬、太った馬、痩せた馬・・

競馬ファンはそういうのを知ってこそ、この馬は好きだなあ、とか、かわいいなあとか思えるのだと思う。





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競馬ナンデで、予想にきちんと"根拠"を付してほしいと訴えているのは、
そういった、馬のディテールを探ってほしい、
競馬の本質を知っていこう、
そして伝えていければ、、、
ということでもある。


馬を知らなければ、馬を愛することはできない。
競馬を知らなければ、競馬を愛することもない。


知ることこそ「愛」なのではないかと思うのです。


お父さんもお母さんも知っている、あの馬がやっとレースに勝てれば、わがことのように嬉しくなり、感動もする。
デビューからずっと見てきた、好きだった、あの馬が予後不良になってしまったり、処分されてしまったら、悲しいと感じる。
当たり前のことですが、そういうことですよね。


だからこそ、
"ケントク買い"は悪だと思う。
馬は単なるギャンブルの「駒」にすぎないのか。
馬を、番号や、サインとして認識することは、一生懸命に走る彼らに対する冒涜ではないか。


競馬が文化として向上するということの始めは、
こういうことなんじゃないだろうかとおぼろげながら思ったのでした。
そう。競馬の本質を少しでも伝えていければ、、


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