アサマ、ティターン、マックイーン・・・ 「ホクトスルタンの味わい」

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「ホクトスルタン」



これほどまでに味わい深い馬は、近年稀に見る。



競馬ナンデでは、全面的にこの馬を応援していきたいと思っています。(編集長独断)
なぜなら、ホクトスルタンのその白い馬体には日本競馬文化の伝統と誇りと歴史とドラマと夢と希望、その全てが詰まっているからです。
競馬人気再興の夢を託せるとさえ思うからなのです。



~ホクトスルタンの味わい~

その一、血統にドラマがある。
天皇賞を勝てば、メジロアサマ、メジロティターン、メジロマックイーンに次ぐ親子4代制覇である。
ぼくはマックイーンからしか知らない世代だが、オールドファンには堪らない血統だろう。メジロアサマを生で見ていた人などはどんなにか誇らしげにホクトスルタンのことを語ることができるだろう。
そして、最近のファンにとって見れば、こんなクラシカルテーストな父系であっても、母の父がサンデーサイレンスというのがなんとも馴染み深い。この馬の血には、古き良き競馬も、現代SS競馬のいずれもが込められている。




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その二、いまどき生粋のステイヤー。
2歳時にデビューするがマイルでは勝ちあがれず、2000m戦でやっと未勝利勝ち。以後も勝鞍は2000、2600、2500。今時の瞬発力勝負には対応できず、スタミナ勝負でこそのタイプ。その戦績は正に生粋のステイヤー。こういった馬の出現はヒシミラクル以来だろう。
またデビュー時476キロだった体が、今では510キロまで成長してきたところもいい。徐々に、着実に、力を着けてきている。大器晩成の印だ。

その三、逃げ馬である。
この馬の持ち味はけれんみのない逃げ。いまどき流行りのタメ逃げではない。逃げて逃げて逃げまくるその戦法は、現代スローペース競馬に渇を入れてくれる。

その四、横山典が乗っている。
まず武や岩田やアンカツじゃなくてよかった。これまでの鞍上も、善臣・菊沢・中舘と渋い。
そして横山典・天皇賞春といえば・・イングランディーレ。競馬ファンに鮮烈なインパクトを与えたあの大逃走劇をもう一度見せてほしい。

その五、庄野厩舎。
言わずとしれたシヨノロマンの庄野厩舎。の看板を継承した新庄野厩舎。天皇賞を勝てば、新旧庄野厩舎でカツラノハイセイコに次ぐ2代制覇でもある。

その六、名前がかわいい。
ほくとするたん。平仮名にするととてもかわいい。やはりお馬さんたるもの可愛いに尽きる。(ちなみに、スルタンとは、トルコの王様の意なのだそう。)

その七、芦毛。
芦毛伝説最後の継承者と呼ぶにふさわしい。といっても最近のファンにはぴんとこないかもしれないが。かつて競馬界には芦毛伝説というものがあった。それ は、タマモクロス→オグリキャップ→メジロマックイーン→ビワハヤヒデへと受け継がれていたはず。そのバトンをヒシミラクルが受け取ったかどうかは知らな い。どういう伝説なのか詳しいこともぼくは知らない。でもとにかくホクトスルタンにはそれを受け継ぐ資格があるように思う。
要は競馬人気華やかなりし頃の熱狂よもう一度! 競馬人気再興の夢はホクトスルタンに託された! ということ。


後ろは振り向くな!思い切り逃げろスルタン!

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