「ダービーポジション」 松田国英理論との符合?

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ちょっと遅くなってしまいましたが、
日本ダービーが終わっての雑感を書き留めておこうと思います。

331.jpg











(松田国英厩舎は、
今年も有力馬ブラックシェルを送り込み、
不利がなければあわやの3着だった。
Photo Data:(C)Turf pieces)











今年はNHKマイルの1、2着馬が1、3着になりました。
ブラックシェルの武豊騎手が大きな不利を受けたと憤っていたので、それがなければ1、2着だったかもしれません。


「競馬の基本はマイルだ」


と言われます。
確かに、ナリタブライアン・グラスワンダー・エルコンドルパサーなど、マイルで圧倒的に強かった馬は、クラシックディスタンスでも非常に競馬を見せることがとても多く。
その通りなんだろうなあと、ぼくは思っています。


ただ、それにしたって1600のGⅠを走って中2週で2400のGⅠというのは、
ひと昔前であれば考えられなかったことのように思います。
そして、そのローテーションがキングカメハメハ、タニノギムレットなども含め、総じて成功しているように感じる。
これはどういうことなんでしょうか。






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ぼくは前から松田国英調教師の言が気になっていました。
「東京2400は、ある程度スピードに乗っていかないといけないから、
1600を使うと、ちょうどいいんだ」
彼はこの持論をだいぶ前から提唱し、実践し、
実際に成功させているのだから、すごい。



それこそひと昔前には
「ダービーポジション」
という言葉があって、ダービーではある程度前の位置につけていないと勝負にならないとされていた。

松田国英師の理論は、この「ダービーポジション」という格言と符号するのかもしれない。

ディープスカイの昆調教師がこれと同じような考え方をしていたかどうかは不明だが、
来年からもNHKマイルCからというローテーションはさらにトレンドになっていくのかもしれないなあ、と感じた。

ただひとつだけ気になるのは、松田国英師の理論は徹底していて、
「NHKマイルの激戦の後、中2週であっても、ダービーの前には最大限に負荷をかけるべきで、目一杯に追い切る」。
それと因果関係があるかどうかは定かではないが、ダービー後に、
クロフネ→3歳で引退
タニノギムレット→そのまま引退
キングカメハメハ→そのまま引退
フサイチリシャール→イマイチ
になってしまっていること。

ブラックシェルがどうかこれからも長く、第一線で戦ってくれることを願う。


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