秋華賞2017展開予想:ラップデータ過去10年傾向から今年もハイペース?カワキタエンカの逃げは?

2017秋華賞の予想用ラップデータ
秋華賞2017の予想用ラップデータ

 秋華賞の過去10年ラップデータから予想、分析していきます。


 まずは全体のペースだが、基本的には秋華賞が始まってからずっと流れる傾向は続いていて、スローの方が少ないイメージだが、過去10年で見てもやはり流れやすいなと。0.8~1.5のややハイ4度、1.6以上のかなりのハイが3度と7/10が前半の方が速い。平均ペース1度もややハイに肉薄するレベルだし、後は昨年のヴィブロスの年が現実的なスロー、ジェンティルドンナの時は超スローからのチェリーメドゥーサの捲りという感じ。なのでまず全体的に流れる意識を持っておく必要がある。


 次に仕掛けどころだがこれがマチマチ。意外とL2最速率が高く、過去10年で6度と最も多い。次にL3最速で3度、L4最速も1度あるが、基本的には4角出口から直線入りで最速を刻むことが多い。またその割には最速ラップが11秒前後と速いラップを刻むことが少ない。これは全体のペースが上がりやすいということも大きいと思うが、流れているので仕掛けのタイミングは少し遅れる、というのはポイントになりそう。それと、どうしても3角手前の上り坂でペースが落ちる傾向があり、L5は10年平均のレースラップで見ても抜きん出て遅く12.5となっている。前に行く馬としてはここで落とす意識、後ろの馬はここで押し上げる意識がある。なのでなかなか逃げ馬が結果を出しづらいのは、ここで取り付かれて3角の下りで勢いがじわっとついてしまうところもあるのかなと。


 脚質別でみると、好位、中団が圧倒している。極端な位置取りは逃げも追込みも苦戦していて、原因としてはやはり流れているしその中で現実的な仕掛けどころになるというところだろう。ある程度の位置で追走しないと本仕掛け自体は遅れがちなのでバテ差しを決め込むまでに加速で置かれることもあると。基礎スピードは必要だが中団ぐらいにつけて平均ペースの流れでそこからしっかりと動ける馬が理想。


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