先日の公開枠順抽選会で武豊騎手が神の手で絶好と思われる1枠2番を引き当てたキタサンブラック。しかし、この内枠が本当に絶好なのか、今日の中山競馬場芝コースのレースを見ている限り、そうとも言い切れないのではと思えてくる。順に振り返ってみると、、
3Rは、前半33.2とかなりハイペースにはなったものの、16番枠の大穴12番人気トーホウキャサリンが大外からツッコみ大波乱となった。1着2着も差し馬だった。
4Rは、ミドルペースで逃げる馬を外から追走した5番人気カラリエーヴァが押し切り。2着こそ内を回ったコスモレリアだったが、3着も大外から追い込んだトラストケンシン。逃げた6番アイリスロードは直線に入ると早々とつかまり13着に沈んでしまった。
(情報は更新します)
まだこれだけで馬場傾向の即断はできないが、有馬記念直前のレースまで注視が必要だ。また、当日は有馬記念直前に雨が降りそうな天気予報。そうなると馬場はさらに複雑化してくる。
そして、問題は武豊騎手が乗鞍がなく、コースの試走ができない点だ。恐らく武豊騎手も中継を見て傾向をチェックすると思われるが、目視でどこまでわかるものだろうか。