マイルチャンピオンシップ2018血統予想:本命エアスピネル「秋華賞馬エアメサイアの成長力ある血統」by下彦

◎エアスピネル
熱発により一週前追いを控えたとの事で気になるところではありますが、全マイルなら(4-3-2-2)、京都マイルで(2-2-1-0)と新馬戦を除けば全て重賞の高次元で残してきた戦績、そしてペース・コース・馬場不問、先行しての持続力・控えてのTS戦・中団外からの王道レース等機動力有りで、どんな状況に於いても力を出してくる本馬が本命。馬券にならなかった2回は後方からのレースでスルスル伸びてきたもののストレートで詰まった安田記念と半年の休み明け、高速馬場のイーブンペースで直線手前から窮屈なレースとなった前走富士S。富士Sも4着と沈んだものの苦しいところからジワジワ来ていたので次走に向けては悪いレースではありませんでした。ただ万能と言えどG1を制するには馬場が渋ったり高速で無い方が良い等何がしかの負荷的なものは欲しいところかと思います。
キンカメ×サンデー×ノーザンテースト×ヴェルデコレーテッド(ボールドルーラー系)、母は秋華賞馬のエアメサイアでエア牝系からは活躍馬多数の成長力ある血統。当年5歳でもう暫くは走れる筈。

◯レッドアヴァンセ
同世代牝馬限定重賞でさえなかなか通じなかった馬が前走混合G2で外中団前から堂々のレースで3着。当に急成長で母エリモピクシーの他兄弟達同様ロングストレートで発揮されるスピードの持続力は当馬にも伝わっている事が窺えます。好走血統としては近6年連続してディープ産駒で母父にND系を持つ馬が馬券になっており、今年はミッキーグローリー・カツジの全兄弟、ジュールポレールそして当馬の4頭が該当、その中でも可能性からは当馬かなと思います。力の序列的に言えば上位5頭には入らないかもしれませんが、急成長で良い状態である点やピクシーの子が力走するコースである点、そこそこ流れた方が良さが浮き彫りになる点等から対抗に。

▲ステルヴィオ
前走初の古馬混合重賞は高速馬場でのスローで、ある意味絶望的な位置から差し込んで来ての2着は強いレースをしました。1800m以下なら(3-3-0-0)で全連対。母父ファルブラヴはハープスターやワントゥワン等強烈な末脚を使ってくるイメージの馬が多い(但し京都で良いという印象は有りませんが)ですが当馬も同様です。ポジショニングや展開如何では足りずということもありますが末のキレから単穴に。

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