天皇賞春2020予想:穴馬ミッキースワロー「血統裏付ける持続力・ロンスパ性能」スティッフェリオ「怖い先行力」byあみー

○ ミッキースワロー

短評:(天皇賞(春)2020 予想)
 やや持続力優位の末脚に優れる中長距離~中距離馬?
 ここで狙いたい理由は、条件ベストの可能性があるため。
 やや細身の足回りや頭の高さから、重い芝の急坂→軽い芝の平坦替わりは条件好転。福島芝中距離で捲くって好走できるキレ(=トップスピードと急加速力)と持続力も天皇賞(春)向き(=長距離での高速ロングスパート性能が重要になりやすく、優勝馬≒2周目4角で6番手以内)で、父:ディープインパクト系×母系にGrey Sovereign系のクロスがある血統もこの特徴を裏付けていると思われます。しかも、近走ではタフな馬場や57.0kg超かつ他馬より重い斤量を背負っても好走できるようになっていて、58.0kgの重い斤量が相対的に有利+晩成の成長力を感じさせます(父:トーセンホマレボシの近親にカンパニー=8歳でG1を2連勝)。フィエールマンは強敵ですが、逆転の可能性がある相手候補筆頭として評価したいです。
適性チェック:(やや晩成? 最終更新:20'日経賞 56.0kg)
 ツナギはやや長い、太さ普通、角度普通~やや立ち(蹄は寝る)。直飛節気味。 軽めの芝の中長距離向き、血統は中距離向き(?)で、軽めの芝の2200m前後◎?? 荒れ馬場・道悪▲-?? 先行力:F-(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E(甘め)? キレ:E-(甘め)? 持続力:E(甘め)? 総合力:E?相当 急坂:▲+?(やや頭高い) おじ:ペールギュント(祖母:ツィンクルブライド)


メイショウテンゲン

短評:(天皇賞(春)2020 予想)
 底力・持続力に偏った中長距離馬?
 ここでの不安は、大幅なキレ(=トップスピードと急加速力)不足。
 3着内時の上がり3Fの最速は34.7秒。父:ディープインパクトより母系(血統(母父:French Deputy(米)×母母父:Sadler's Wells))の影響が強くなっていて、直線平坦ではキレ負けの心配が強くなります。中距離重賞での好走が非常にタフな馬場に限られていることも、この不安を強くしていて、ここでは厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(やや晩成?プラス修正に注意。 最終更新:20'阪神大賞典 55.0kg)
(誤差注)長さ普通(後脚長い)、やや太い、やや立ち。直飛節気味? 重い芝の中長距離向き、血統は中距離向き(??)で、重い芝の中長距離~長距離◎? 荒れ馬場・道悪○?(レース内容からプラス修正) 先行力:G+(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E? キレ:F? 持続力:E(甘め)? 総合力:E↑?相当 斤量少注(やや小柄) 母:メイショウベルーガ


トーセンカンビーナ

短評:(天皇賞(春)2020 予想)
 ややキレ優位の末脚に優れる中長距離馬?
 ここでの不安は、高速ロングスパート能力の不足。
 阪神大賞典2020(=時計の早い馬場×前半スローからの早仕掛けバテ)を2着していますが、少し仕掛けを待つような位置取り×他馬がバテる展開が組み合わさってのもの。持続力の裏付けは弱く、初の58.0kgを背負った上で上がり4Fの高速ロングスパートに耐えられるだけの実力は示していません。近走の成長がこの心配を跳ね返すシーンを見てみたいですが、厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(やや晩成? プラス修正に注意。 最終更新:20'阪神大賞典 55.0kg)
(誤差注)ツナギはやや長い、やや細い?角度普通。標準飛節? 軽めの芝の中長距離向き、血統はマイル~中距離向き(?)で、軽めの芝の中長距離◎? 荒れ馬場・道悪▲-? ゲート:▲-? 先行力:G+? 底力(=ハイペース耐性):E-? キレ:E(甘め)? 持続力:E-(甘め)? 総合力:E(甘め)?相当 斤量少注(やや小柄+ややキレ優位) 母:Cambina [愛]


モズベッロ☆

短評:(日経新春杯2020 回顧)
 馬場×展開と軽斤量×能力適性が一致? 時計の掛かる馬場×「緩急の大きい中弛み」からのロングスパート勝負になったことで、軽斤量×「パワーとやや持続力優位の末脚」を生かせたと思われます。ただ、今回の緩急の激しい展開に対応できたこと+ややパワー優位の血統から、芝2500m以上(≒緩急が小さい展開になりやすく、キレ・急加速力の重要度が低く&持続力の重要度が高くなりやすい)では距離の長さからパフォーマンスが伸び悩みやすそう。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:20'日経新春杯 52.0kg)
(誤差注)ツナギはやや長い、太さ普通、やや立ち~角度普通。直飛節。 標準的な芝の中~中長距離向き、血統は中距離向き(??)で、重めの芝の中~中長距離◎? 荒れ馬場・道悪▲+? 先行力:F-? 底力(=ハイペース耐性):E(甘め)~E-? キレ:E-(甘め)? 持続力:E-? 総合力:E(甘め)?相当 平坦:○-?(フワフワしたフットワーク≧パワー寄りの血統)


日経賞2020(42.7(36.6)-38.5-35.1-36.6 =2'32"9標準↓?) 中弛み早仕掛けバテ(=例年より緩急が大きく&全体的にはかなり早いペース)×内外フラット~中伸びの標準的な芝で、脚を溜めた末脚上位馬が有利。 レースレベルは例年を大きく下回る印象。
レース後のコメント(ラジオNIKKEI)
2着 モズベッロ(池添謙一騎手)
「2か月ぶりのレースでしたが、体はしまって良くなっていました。もたれるところがある馬で、道中は我慢していたのですが、勝負所でもたれてしまいました。直線でまっすぐ走れていれば、差し切る勢いでしたから残念です。ただ今回は56kgですから、幼い面が解消されてくれば、さらにやれると思います」


エタリオウ

適性チェック:(最終更新:20'日経賞 56.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(脚・胴はやや長い~長い)、太さ普通、角度普通(蹄はやや寝る)。標準飛節? 標準的な芝の中長距離~長距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、標準的な芝の中長距離~長距離◎?(中距離▲?) 荒れ馬場・道悪▲+?? 先行力:F-(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E?? キレ:E-(甘め)? 持続力:D-? 総合力:D-(甘め)?相当 斤量少注↓(やや小柄↑) 小回り:▲?


▲ スティッフェリオ

短評:(天皇賞(春)2020 予想)
 スタミナ指向&ワンペースのスピードに優れる中距離馬?
 ここで見直したい理由は、条件ベストの可能性+前への警戒が薄そうな相手関係。
 上級条件ほどパワー不足とキレ・急加速力不足が同時に響いている印象で、重賞でのパフォーマンスが高いのは野芝のみの急坂コース(オールカマー2019)、直線平坦コース(小倉大賞典2019、福島記念2018、札幌記念2018)に限られています。また、内ラチを頼りながら走るそうで(アメリカジョッキークラブカップ2020 レース後の丸山元気騎手コメント(ラジオNIKKEI))、近2走の急坂×外伸び馬場→平坦は大幅な条件好転と言えます。キレ(=トップスピードと急加速力)を補う要素が揃うこと(=仕掛けどころの下り坂+重い負担斤量)、小回りコースでのコーナリングの巧さ(=外回りの4角を小さく回ることに繋がるプラス要素)、人気上位馬に先行馬が少ない(+キセキ☆にゲート難が出てきた)相手関係、天皇賞(春)で小柄な馬が人気薄で好走しやすいこと...など、好意的に見たい要素が多く、先行馬の中では唯一マークしたいです。
適性チェック:(最終更新:20'日経賞 57.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、太さ普通、角度普通。標準飛節。 標準的な芝のマイル~中距離向き、血統は中距離向き(??)で、重めの芝の中距離◎? 荒れ馬場・道悪▲?(レース内容から血統的なプラス修正を打ち消し) ゲート:▲+?? 先行力:E? 底力(=ハイペース耐性):E? キレ:F(甘め)~F-? 持続力:E?? 総合力:D-(甘め)?相当 重斤量○?(血統×キレ不足×急坂+洋芝での優勝歴の多さから)


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