天皇賞秋2020展開予想:逃げるのはジナンボー?キセキ?ダイワ?超スローペースの可能性もあり

 展開は読みにくい。確固たる逃げ馬不在で極端なスローまでありえそう。
 恐らく行きたいのはジナンボーだが、ここ2戦ゲートで出遅れてるおり、デムーロ騎手がスタートを苦手としている点も気掛かり。初めての斤量58キロでもあり、行き脚がつかないとハナを諦める可能性もある。
 キセキもかつては逃げていたが、ここ2戦は後方待機で折り合いをつける作戦に出ており、気性的な問題から今回も同様の競馬の可能性が高そう。ダイワキャグニーあたりがスローの逃げという可能性も。
 過去の天皇賞春で最もスローだったのは2005年のヘヴンリーロマンスが制した年。前半3F37.0-5F62.4で、上り3Fは33.6だった。
 近年では2016年モーリスが勝った年。前半3F36.9-5F60.8で、上り3Fは34.2。これくらいのペースは想定してもよさそうだ。
 一番人気のアーモンドアイにとっては末脚勝負は望むところか。逆にフィエールマンのような持久力勝負に持ち込みたいタイプにとってはマイナスに出る不安も。

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