ジャパンカップ2017出走馬:デムーロ騎手騎乗はサトノクラウン?キセキ?ルメールに続き有力馬4頭集中

 2017年秋のG1でルメール騎手に有力馬が集中しすぎている問題は先に取り上げたが、今度はデムーロ騎手にも同様の問題が起こってきている。特に古馬中長距離路線だ。

 ジャパンカップ前哨戦の京都大賞典では、シュヴァルグランが福永騎手からデムーロ騎手にスイッチ。さらに、アルゼンチン共和国杯でもスワーヴリチャードが四位騎手からデムーロ騎手にスイッチした。
 しかしこの路線には既に天皇賞秋2着のサトノクラウン、菊花賞1着のキセキがいる。

スワーヴリチャード
シュヴァルグラン
サトノクラウン
キセキ

 こうなると香港ヴァーズと使い分けをしたいところだろうが、キセキ以外は香港国際競走に登録なし。キセキも国内専念をにおわせている。
 実績的にはサトノクラウン、今の勢いならキセキが有力だが、2頭とも前走は不良馬場での激戦を経てきている。となるとフレッシュなスワーヴリチャードもアルゼンチン共和国杯を強い勝ち方をすれば可能性はあるかもしれない。東京コースはめっぽう得意で、アルゼンチン共和国杯にも注目が必要だ。


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