ジャパンカップ前日オッズでは3強の一角で単勝5.2倍の人気を集めるのがサトノクラウン。前走天皇賞秋2着、前々走宝塚記念1着ということで当然の人気とも思えるが、、。ちょっと立ち止まってみてほしい。
明日は良馬場です。サトノクラウンが重馬場の鬼だったということをお忘れではなかろうか。忘れがちだがここ2走は雨馬場に恵まれてきたのだ。その前はというと大阪杯6着。良馬場ではマカヒキにもヤマカツエースにも先着を許している。その前の京都記念もやや重馬場。その前の香港はもともとパワーの要る馬場。その前の良馬場の天皇賞秋では14着だ。
逆にこの馬が良馬場で好走したのはいつだろうというと、3歳時の日本ダービー3着にまで遡らなくてはいけない。良馬場で勝っているのは新馬戦と、相手が弱かった東京スポーツ杯2歳ステークスしかないのだ。
いつの間にやら良馬場G1でも人気になり、当然のことのように受け入れてしまったが。よく考えるとこの豪華メンバー相手に良馬場で通用するかどうか甚だ疑問に思えてくる。もちろんそんな馬でも持ってきてしまうほどデムーロ騎手が怖いのはたしかだが、単勝5倍に見合うかどうかは、、。





