例年、有馬記念は年度代表馬決定戦の意味合いを持つ。3歳チャンピオンと古馬強豪が雌雄を決するパターンが多い。
しかし今年に限っては年度代表馬は完全に決まっているといってよい。キタサンブラックで間違いないだろう。今年は群雄割拠したせいか、キタサンブラックのみが大阪杯、天皇賞春、天皇賞秋とG1を3勝していて、G12勝馬はゴールドドリームのみ。ダート馬のゴールドドリームは有馬記念出走がないので、有馬記念でどの馬が勝とうともキタサンブラックの優位は変わらない。ウオッカ以来史上7頭目の2年連続年度代表馬は決定的。
ということはどれだけ負けても大丈夫なのだが、年度代表馬に相応しい走りを期待したい。なお、勝てば生涯獲得賞金ではテイエムオペラオーに次ぐ2位に浮上する。
過去の2年連続年度代表馬
シンザン
ホウヨウボーイ
シンボリブドルフ
シンボリクリスエス
ディープインパクト
ウオッカ





