中山記念とは何か/過去91回の歴史を振り返る 天皇賞春・ドバイ・香港・大阪杯の前哨戦というG1ハブレース

 今年で92回目になる中山記念。1936年に創設だれた、日本でも最古のレースといってよいくらい歴史がある競走だ。今年もペルシアンナイトらの豪華メンバー出走で盛り上がる。近年はドゥラメンテやヴィクトワールピサが出走するなど良いメンバーが揃うが、オールドファンとしては、中山記念ってそんなだったか?と釈然としない部分も残る。
 振り返ってみるとレースの位置付けがいろいろと変わっている。創設当初は、春秋に2回行われており、距離は3200~2600あたりで、今とは全く様相が異なっていた。その後1800に短縮して夏に行われるようになり、その後第35回、1961年から春の1800という今と同じ様式になった。勝ち時計が初めて1分49秒台になったのは1960年で、ハローモアの1:49.8。当時としてはなかなかの好タイムだったのではないだろうか。
 しばらくは、距離は全然違うのだが、春の天皇賞の前哨戦として機能する。1986年のクシロキングや、1996年のサクラローレルはここを勝って天皇賞春を連勝している。
 ただ、今では天皇賞春に向かう馬というのはほとんど見受けられない。阪神大賞典や日経賞との棲み分けができた形だ。
 今は、大阪杯やドバイシーマクラシック、ドバイターフへの前哨戦として非常に賑わうようになった。ドバイ遠征のステップとして定着したのは2011年ヴィクトワールピサがここを勝ってドバイワールドカップを制してからだろう。また、昨年からは大阪杯がG1に昇格し、格好の前哨戦になった。昨年のネオリアリズムは香港のQE2世カップのステップとして使っている。これらは中山記念自体は動かずしてたまたま後から道ができた形。なかなか持っている重賞だと思う。

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