外国馬の参戦が減少し寂しくなりつつあるジャパンカップですが、今年はカナディアンインターナショナルステークスの1,2着馬が来てくれるかもしれないという嬉しいニュース。
実はこのカナディアンインターナショナルステークスはジャパンカップとは縁の深い競走です。
これが行われるウッドバイン競馬場というのは北米で唯一外周が芝コースという珍しい競馬場。芝コースが一周2400mもある広さで、左回りということで、ジャパンカップに互換性があると踏む陣営が多いのか、毎年のようにここの勝ち馬が参戦してくれています。ほとんどトライアルレースといってよいレベルです。
特に有名なのがシングスピール。ここを勝ちBCターフを2着という強行軍でジャパンカップを勝ってしまいました。
古くはオールアロングという牝馬が第2回ジャパンカップを2着。チーフベアハートは4着、フレンチグローリーも9着し、ジャパンカップ後に日本で種牡馬入りしています。
その他カナディアンインターナショナル勝ち馬のJC成績
サウスジェット2着
マジェスティーズプリンス4着
ナッシポア6着
フェニックスリーチ6着
イラプト6着
イラプト14着
ジョシュアツリー10着
ジョシュアツリー17着
レイントラップ13着
マーシュサイド取消
意識して見てみるとズラリ豪華な名前が並びます。そして今年のデザートエンカウンターは勝ち時計が素晴らしい。例年2分30秒近くかかくかかることが多く、シングスピールも2分33秒台での勝利だが、なんど今年は2分26秒6のレースレコード。これなら東京の高速馬場への対応は十分可能。怖くなってきました。





