ジャパンカップ2018海外馬:追加登録ラトローブがムーア騎手で出走か!愛ダービー馬がモンジュー以来の来日?

 今年の愛ダービーを制した、名門エイダンオブライエン厩舎所属のラトローブが、なんとジャパンカップに追加登録した。わざわざ追加登録する場合、実際出走に至る可能性は高い。オブライエン厩舎は昨年も専属契約しているライアンムーア騎手を配して愛ダービー2着馬アイダホを送り込んでおり、同じパターンで来るのではないかと予想される。
 というのも、サトノクラウンの鞍上がムーア騎手ではなく、クリスチャンデムーロ騎手と発表されたからだ。ムーア騎手は昨年もサトノクラウン騎乗を希望して調教にまで乗っていたくらいで、堀調教師としても乗ってもらいたかったはず。だが、クリスチャンデムーロ騎手になったということは、ムーア騎手に他の馬が回ってきているからとしか考えにくい。それは専属契約のあるオブライエン厩舎しか考えられないということだろう。
 ラトローブは愛ダービーを勝ってから休養しており、11・10のオーストリアのG1レースに出走する。これを叩いてどれくらいの仕上げで臨めるのかは未知数だが、出走となれば面白い存在。愛ダービーを勝った馬がその年にジャパンカップに来日するのは1999年に1番人気となった名馬モンジュー以来。
 今年のジャパンカップはサンダリングブルーしか出走表明しておらず、残念感が漂っていたが、なかなかのビッグネームが参戦することになりそう。

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