【2010年新種牡馬】ディープインパクト初年度産駒2歳馬(ファーストクロップ)デビュー

| コメント(8)
ディープインパクトは圧倒的な末脚で
競馬界に本当に大きなインパクトを残した馬だったが。
私にとって一番インパクトだったのは、


この馬が440キロそこそこの小さな馬だったことだ。


競馬の競走というのは
種牡馬選定会の側面を有している。


特にGⅠ競走、
格式の高いGⅠ競走では、
その種牡馬選定会の側面が強調されるがゆえに、
一般の競走よりも1キロ重い斤量を背負うことになる。

つまり基本的には、
小型馬はお呼びでない。
種牡馬に適しないので勝ってもらっては困る。
と考えられているのが普通であろう。

だからこそ私は、
「こんな小さな馬は58キロは背負えない!」
と逆らい続けてどれだけ痛い目にあったことか・・・


ところで、
この常識をさらに一足先に破ったと思われるのが、
ステイゴールドで、
この馬自身非常に小さな体で長く活躍したが、
その子も、
小さい馬ほど、切れる脚が使えて、走ると聞く。
たしかにドリームジャーニー、ジャミール、ナカヤマフェスタ、マイネレーツェル、サンライズマックス・・・
競馬の常識からすれば、非常に面白い現象だと思う。
だからこそ、
ディープインパクトの産駒たちも、
もしかしたら小さい馬がビュンビュン切れまくるのだろうか、
と興味深くデビューを待っているところだ。


そういえばダービーで2着、朝日杯優勝したローズキングダムという馬も、
440キロの非常に小さな馬だ。
ナンデこんなにも小型馬の活躍がするようになってきたのだろうか?


ちょっと思いついたことがある。

それは世界的には非常識というほどに、
日本の芝の馬場が軽いことだ。
パワー、馬力といったものは今の日本ではあまり必要とされなくて、
とにかくスパッと切れる脚があればいい。
だからあまり馬格というのは求められないのかもしれない。

もしもこの仮説が正しいなら、
日本馬の国際競争力が心配になってくる。
他国ではもっと重い馬場、長い芝生のところで、
馬と馬が揉み合いぶつかり合うようなタフな競馬が行われている。
そこに、大外を回ってスパッと差し切り、というような切れ味だけを武器に戦えるだろうか?
日本が上がり32秒台ばかりの競馬になって、
いわゆるガラパゴス化していっていないかという危惧である。

もしかしたら、
上記した馬たちの血は全てサンデーサイレンスに行きつくのであるが、
このサンデーサイレンスが切れ味というものを凄まじい遺伝能力で広めまくってしまったがゆえに、
こういう状況を推し進めてきたのではないかとも考えられる。

いずれにしても、
ディープインパクト、そしてサンデーサイレンスは、
これからもなお、
日本競馬に大きなインパクトを与え続けることと思う。


コメント(8)

正直な感想を言うとフサイチペガサス産駒とかぶります

なぜなら

馬のつくりが子供独特すぎるんですよね

上手く作れない厩舎続出しそうです

オレも基本大きな種牡馬の方が好きですよ

ダート大好き人間からすると
やっぱり小さな種牡馬って
大丈夫かよとか思っちゃいますからね~

山野浩一著「伝説の名馬」のノーザンダンサーの項に次のような記述がありました。

「ノーザンダンサーはスピード血統にスタミナを与え、ステイヤー血統にスピードを与えたので、それまでのような典型的なスプリンター血統や典型的な長距離血統をなくしてしまった。ノーザンダンサー産駒の成功するものの多くはノーザンダンサーと同じ15.2ハンドという小型馬だったため、サラブレッドを19世紀のサイズに戻してしまった。ノーザンダンサーはサラブレッドを我慢強く、順応性が高く、健康で力強いものに変えてしまった。順応性の高さという点では、この馬がカナダという異郷で育ったサラブレッドであったことと無関係どぇはないだろう。」

   「伝説の名馬Part1」P17~18 
            中央競馬ピーアール・センター刊

日本の生産者は大きな種牡馬が好きですよね。

ウォッカの受け入れ先が用意していた馬服が小さくて、「こんな大きな馬だったのか」と驚いたというような記事がありました。

話は変わりますが、最近の北海道ローカルの経済誌に吉田照哉氏と岡田繁幸氏が対談をしていて、内容は今までの対談と変わりはないのですが、競馬関係者が読んでいないと思ってか、かなり自由に話していて、その中で岡田氏が、追い運動でビシビシ鍛える組と昼夜放牧の組に分けて比較してみたところ、圧倒的に昼夜放牧の組が走るということが分かった、今までの考えは間違っていたというようなことを言っていました。

昼夜放牧をすると身体がガレてしまうので従来は嫌っていたんですね。


>日本馬の国際競争力が心配になってくる。
他国ではもっと重い馬場、長い芝生のところで、
馬と馬が揉み合いぶつかり合うようなタフな競馬が行われている。
そこに、大外を回ってスパッと差し切り、というような切れ味だけを武器に戦えるだろうか?
日本が上がり32秒台ばかりの競馬になって、
いわゆるガラパゴス化していっていないかという危惧である。

ついでに以前スナフキンさんが似たようなこと言ってましたが日本競馬は米国血統を多数輸入してるのに
目指すものはいつも欧州凱旋門賞なんですよね

米国のスピード血統を輸入するなら
ブリーダーズカップでも目指せばいいものを
なぜか全く正反対の凱旋門賞を目指すというのも
世界的にみれば滑稽なことじゃないですかね

個人的にはディープインパクトは
ブリーダーズカップターフでも
出てりゃシーザリオみたいに楽勝してても
おかしくないと思ってただけに
なぜに凱旋門賞なんだよとか思ってましたね~

凱旋門賞の歴史見ても米国血統の馬は勝てないし
これから日本がいきつくところの極限の瞬発力決着
なんて凱旋門賞とは真逆ですからね~
ある意味これからの日本馬は昔以上に
欧州で勝てなくなるかもしれませんね


ちなみに米国血統をこれだけ多数輸入しておきながら
ダート競馬をないがしろにしてる国も日本くらいだったと思います

正直日本の生産者が何したいんだかよくわかんないだよな~

歴史的種牡馬に小さな馬がいるのは事実ですね

ただディープインパクトがそれに該当するんだかはよくわかんないですが

基本的に芝音痴なオレには

ディープインパクトやブエナビスタみたいな
貧弱な馬体の馬が走るのがわけわからんし

昔はステイゴールドくらいしか小さな馬が走らなかったという説の通り、日本の芝も結構パワーが必要だったんですよね

だから今みたいに軽いスピードしかいらない馬場じゃ
小さな馬の方が強いのもなんとなくわからんでもないですが
・・・・

ただこんな高速小型馬体血統ばかり進化してったら
日本競馬自体が事実上の鎖国に戻りそうですけどね~


なるほど!そうだったんですね
そのあたりは全く知らずに書きましたので・・ありがとうございます。

一般に、骨量豊富で見るからに逞しい馬が種牡馬向きと言われるのは、俗説ですかね?種付けを多くこなせることが多いということでしょうか?それとも生産界の人ではない、素人が言っているだけのことでしょうかね?

ただ、ネアルコにしてもノーザンダンサーにしても非常に小さな馬だったと言われていますよね。

ノーザンダンサー系で成功した種牡馬は小さな馬が大半でしょう。ノーザンダンサー系は小さな馬しか成功しないと言われていたようにも記憶しています。

ノーザンテーストもそうですし。

種牡馬を買いに行った日高の生産者が一頭の馬を見せられて「こんな貧弱な馬」と買うのを断ったのがミスタープロスペクターだったという話もありますし。

能勢俊介元TMの予想

大西直宏元Jの予想

公式ツイッター(最新予想オッズ・出走予定馬)

カテゴリ