10.8決戦、10.19ダブルヘッダー、10.1千葉ロッテ最終戦...【そして日本競馬最高の名勝負とは】

先日、NPB日本プロ野球機構が、
「最高の試合」についてファン投票を募るという企画を実施した。

日本プロ野球史上最高の試合は、

10.8

というのが投票結果だった。
やっぱりそうか、という気持ちと、
あれはもう16年も前のこと。
未だにあれを上回る試合はないのか、、という気持ちとが相俟った。

なぜ、10.8は伝説となったのか。
未だにプロ野球ファンの心をつかんで離さないのか。
を考えてみるに。

199410.8.jpg


スコアは6-3だった。大接戦ではない。
跳び抜けて素晴らしいプレイヤーが、スーパースターが揃っていたということでもないはず。

恐らく理由はひとつで、
ただただプレイヤー全員が必死でやっていたからだろう。



1年間戦ってきて、その試合を勝つか負けるかで優勝が決まる。
だからこそ選手全員が燃えた。

松井の送りバント、長嶋監督の猛抗議、先発三本柱の継投、立浪のヘッドスライディング脱臼退場。
全てに気迫がこもっていたからこそ、伝説となって語り継がれている。






ということは、
これを超える試合は残念ながら2度と出ないのではないかと思う。

なぜなら、ペナントレースというものがなくなってしまったから。
クライマックスシリーズ制度の導入によって、
ペナントレース優勝というものが至上命題ではなくなってしまったから。
優勝ではなく、1位通過というような意味合いになってしまったから。



一応3位以内に入っておけば、
あとはクライマックスという短期決戦で、
運がよければ優勝。そのとき勢いのあるチームが優勝。
1位で抜けたチームほど、クライマックスまでの間隔が空いてしまう分不利だとさえ言われる。

これでは1年間長いシーズンを戦っても、
最後はサイコロを振って勝負を決めるようなもので、
あるいはバラエティー番組によくある「最後の問題は10000点なので逆転可能でーす」というようなものと同じで、


もちろん消化試合の減少と引き換えに、
本当の真剣勝負は結局のところ1試合もなくなってしまった、
と僕は感じる。


選手が悪いわけではなくて、
制度的に、10.8のような試合は生まれようがなくなった。


以来プロ野球にはだいぶ興味が薄れてしまった。



でも強いて挙げれば、
クライマックスに残れるかどうか、
3位に入れるかどうかの戦いは、
中では最もガチンコではないだろうか。



今夜、
ロッテマリーンズがそれを賭けた試合に臨む。
勝てば3位、負ければ4位。
きっと選手は必死だろう。


先のアンケートでは、
近鉄×ロッテの10.19ダブルヘッダー
も上位にランクされていたと記憶している。
奇しくも同じ最終戦、同じカード。(オリックスはバッファローズなので)

あのときのように、
10.1は歴史に残る一戦になるのか?
久しぶりにプロ野球に期待してしまっている。



というのはもちろん長い前フリ。
ここは競馬ブログ。


競馬でも名勝負というのは同じ。
今日だけは絶対に負けられないという、
気迫のこもった一戦こそが名勝負だと思う。



と考えてみたのだけれど、
恥ずかしながらなかなか思い浮かばない・・・

これでは寂しいので、
そんな名勝負をご記憶の方がいましたら、
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