審議という重い判定と軽い評論

 

今回のJC降着の件で各方面で色んな意見が見られました。

その中の自分も一人ですが、評論や批判を気軽に言えるのも馬券を買っている側だからでしょう。

時間も経って少し大人になって考えて見てみました。

裁決する側にもし自分がいれば、億というお金に影響する決定を短時間で出す作業を毎回こなすことになります。

大舞台になればその重圧も高まり、1着馬が絡んでいればなおさら重い判定となるでしょう。

自分には無理な仕事です。

いわゆる記者や評論家は外からモノを言い、誰からも記事に責任を負わされない気軽な立場なのです。

審議をする人達とは天と地の違いがあり、何の重圧もないはずです。

われわれファンはその人たちの意見や判断を参考にしていていいのでしょうか?

誰かが言ってたミスリード、責任感のないリードに本質を見抜くことはまず出来ないでしょう。

日本競馬という枠組みでルールを分かっていながら、馬券を買うわけですから本来審議の判定に不服があってもそれに従わなければいけない。

それをJRAに抗議の電話までして、覆されないのが分かっての行動など、論外。

もう買わなければいいだけです。

~たぶん丁重な対応をしたでしょうね~

数多くの意見が出た今回もほとんどの矛先は漠然とJRAであって馬を操る騎手を含めた陣営へは真に向いていない感じがしました。

スミヨンが内へ来た時、武が馬体を寄せているにもかかわらず、進路を修正しなかった点に尽きると思います。

自身の反省が足りないのにギュイヨンの斜行をアピールしています。

責任を少しでも逃れようとする発言、それは判定員の判断でありあえて言うことではありません。

われわれが批判すべきなのは、今回では陣営だと思った次第です。

そして管理している身元引受人への処分、注意が今後必要なこと。

騎乗に有利に働くような引き受けではなく、責任を同じように負うことにより当日の騎乗時に注意を促す行動が必要です。

来日した際にJRA側は双方に十分な日本のルールを毎回説明すること。

それと調教師と馬主には後から騎手を擁護するような発言がないようするべきです。

世論を騒がせる元になりますから、今回の松田博調教師の擁護ぶりはスミヨン同様の失態ではなかったでしょうか。

その辺の管理体制が出来ていないのも浮き彫りになった審議の一件だった思いがしました。


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