阪神高濱が小林宏の人的補償で千葉ロッテへ 国分優騎手栗東フリーへ

敢えて競馬ではないことを書きます。管理人さん不適切だったら消してください。

流れはこうです。


2010年 11月 千葉ロッテマリーンズが日本一に

           小林宏投手がメジャー移籍を目指してFA宣言

2011年  1月 小林宏投手にメジャー球団からのオファーなし

           阪神タイガース、メジャー断念なら獲得へ動くと宣言

2011年  2月 小林宏投手、メジャー移籍を断念。最初に動いてくれた阪神入り



問題はFA移籍ということ。

FA宣言で移籍をすると、元いた球団にその補償として金銭補償または人的補償をしなければいけません。

しかし人的補償というのは誰でも獲れるということではなくて、選手28人を「この28人はあげませんよ」とプロテクトできるのです。


ここで千葉ロッテさんは戦略を使ったのです。

「人的補償を求める予定。金本、新井、藤川球児などどんなに高年俸の選手でも獲得する。」

と宣言したのです。


これまでの人的補償では元いた球団が移籍した選手以上の年俸をもらっている選手を獲るケースというのはほとんど見られなかったため、大物選手をプロテクトしなくてもよかったという風潮があったのです。


この千葉ロッテさんの発言によって、阪神タイガースさんは28人の枠に大物選手をねじ込んで行くしかありませんでした。


12球団のキャンプが終了した直後に高濱選手の獲得が発表されました。

「キャンプ終了直後に獲得」

これが持つ意味は非常に大きいと思う。

千葉ロッテさんはキャンプ中ずっと阪神さんのキャンプに視察団を送り込んでいました。

昔とは違って移籍やトレードや外国人の補強が積極的になった阪神さんの若手はくすぶっています。

視察団が張り付いていては自球団へのアピールはロッテさんへのアピールになる。

これはますますくすぶります。

その中で結果を出した高濱選手がロッテさんへ。

高濱選手はドラフト1位で入団しましたが度重なる怪我で1軍登録経験なし。

ロッテさんは不動のサード今江選手が怪我で開幕が微妙とされているのでうってつけの人材なのでしょう。



さて問題はこれから。

阪神側
「せっかく期待してた高濱がロッテに持っていかれるなんて・・・酷い」
「高濱がかわいそう」

これはないだろう。怪我もあったが金銭でどんどん補強して行く球団なのだから若手は腐る。

去年阪神の2軍はウエスタンリーグで優勝し、イースタンリーグとの2軍日本一を勝ちとったのに2軍監督は解任。

1軍は優勝争いをしながらクライマックスシリーズで敗退も監督コーチは留任。腐ってるのは若手だけじゃないようです。

高濱はロッテさんに望まれて行くのだから高濱はかわいそうではない。チャンスなのです。

全然かわいそうじゃありません。




さて、競馬のお話に入ります。

国分優作騎手は関東の国枝厩舎所属ながら去年の暮れから関西に遠征していました。

関西は減量騎手不足だったので彼は重宝されて騎乗数、勝利数ともに飛躍的に伸びました。

伸びたというか今までが機会に恵まれなさ過ぎていただけかもしれませんけどね。

そんな国分優作騎手は今週からフリー(栗東)になりました。

どうして今なのでしょうか?もっと早く決まってほしかった。

今週は新人騎手がデビューします。新人がどれだけやれるのかはわかりませんが、彼らは3キロ減の▲。

国分優作騎手の騎乗機会は減るでしょう。

たとえ関東に戻ってきても増えることはないでしょうけど、もっと早く決まっていれば根回しもできていたのではないかなぁと。


期待されて移籍する高濱選手  新人が入る日から関西に移籍する国分優作騎手


好対照です。さようなら国分優作。

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