勝った馬の次走  二歳編

宴酣な二歳戦、これよりGⅢ、GⅡが続いて暮れのGⅠロードへと向かっていくが、これまで施行された二歳戦の、特に新馬・未勝利を勝ち上がった馬が、次走でどんな成績であったかを検証していく

一気に秋華賞への興味が薄れたのと、今週は関東地方天候不順で、道悪競馬はオールパスの勝負師としてはヒマになったので、これを記事としたい

 

 

あまりに短距離を含めると、ややこしい話になるので、設定条件は

1、新馬・未勝利

2、芝・ダート1600m以上

という括りで検証を行う

 

 

この条件では、既に先週まで90鞍が行われたので、当然90頭の勝ち馬が存在する、昔のように1開催で新馬戦を2度走る事が出来ない為に、純粋に90頭が勝ち上がったのである

この内、31頭が次のレースも使われている(他は放牧など休養、または狙うレースが少し先にある)が、その成績を表示すると

5・4・3・19で勝率にして16.1%、5頭に4頭は確実に次走負ける事が分かる

但し、次走のレースでも1番人気に支持されるような高能力馬の成績は

2・2・0・0 と抜群の安定感を示している

 

 

しかし、新馬⇒特別 とか  未勝利⇒重賞  みたいなタイプは、ごく稀な存在であり、いわゆる超エリートという事が言える

 

 

この条件に 《新馬・未勝利を千切って勝った馬》 を加えるとこうなる ※便宜上0.6秒以上着差とする

グランデッツァやスターバリオン、UAE挑戦を決めたオーブルチェフなどを含めて9頭となる、90頭居た対象馬が9頭に激減するのだが、この該当馬9頭の次走成績はこうなる

 

3・2・0・0   ※出走していない馬が4頭居るが

 

抜群に安定する

やはり、新馬・未勝利をワンサイドで勝った馬は、次走も必ず馬券になるという証明が出来る

二歳戦で十分使えるデータだと思うが、如何であろうか??

チギって勝った馬の次走で複勝を購入する、今年の5頭の場合で複勝回収率は130.0%になる、かなりオイシイと感じる

 

 

因みに、昨年の同時期で区切って、同条件で集計すると、勝ち馬数が8頭で次走成績は

2・2・1・3  少し今年よりは見劣りするが、複勝回収率は150.0%で、これまた確実な儲け話となる

 

 

 

新馬⇒特別などは、かなり奇跡的な馬だが、圧勝して臨む次走レースでは、複勝を買い続ける事によって確実に投資金を払戻金が上回る事になる

 

 

面白くない二歳戦も、このような観点で見ると、案外オイシイ市場なのかもしれない

トラックバイアスとは違う切り口で、儲かる馬券を探す事も、時には必要なのかもしれない


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